能力：自分以外の【人狼】と夜時間に会話出来る。夜時間に対象一人を「噛み」によって殺害出来る
対象が【狩人】に護衛されていた場合、対象が【妖狐】だった場合は殺害出来ない。
このゲームの裏の主役と言える役職であり、ゲームメイカー。
村陣営には人数で劣りますが、三つの強力な能力を持っています。
自分達に不都合な人物を「噛み」によって強制的にゲームから退場させる能力と
あらゆる役職を騙る事が許された、プレイスタイルの幅広さとそこから派生する戦略。
そして、自分達が【人狼】である事を知っています。
上記二つについては言うまでもないでしょう。しかし最後の三つ目こそが最も重要な能力です。
例えば貴方が12B配役で狼だとして、初日三人の占い候補がCO、うち一人が貴方に○を出したとします。
村人達からは、誰が真役職なのか知ることは出来ませんが、【人狼】である貴方に○を出している
占い師は間違いなく偽の占いであることを、貴方は知ることが出来ます。
更に貴方の仲間の狼が占い騙りに出ていた場合、消去法によって貴方は誰が真役職なのか解ります。
逆に【人狼】二人が潜伏していて三人いるのであれば、貴方は【妖狐】が占いを騙っている事が解ります。
後は自分たちが得ている情報に基づいて、自分たちに不都合な人間を噛んで排除していけばいいのです。
それだけに、村陣営は誰が噛まれたを見て、様々な推理を組み立てて、【人狼】を探してきます。
あまり露骨に不都合な人物を排除し続けると、逆に自分達の首を絞める結果となります。
その為、「真役職者を残して騙りを噛み、真役職者を村に騙りと思わせて縄で殺す」
「自分を疑っていない人物を噛んで、自分が狼であれば不自然な噛みに見せる」
「誰かを疑っていた人物を噛んで、その人物を狼に見せる」等の噛みを使う事もあります。
しかし、【占い師】や【狩人】を生存させたままにしておいては不利になるだけなので
「誰を噛むか」については状況に応じて、適切に判断していかなければなりません。
また、自分が最後まで生存すれば勝てる【人狼】は（狐有りの配役では狐処理が必要ですが）
村陣営のように誰かを狙って処刑する必要はありません。
【妖狐】も同様なのですが、適当に村陣営を吊っていけば、それだけで勝ってしまいます。
そんな事は村陣営も知っているので、狼を探す気のなさそうな人間というのはそれだけで
狼要素が濃い人間として見られてしまいます。当然そういった人物は吊り、占いどちらの
対象ともなります。よって狼は日中は推理しているふりをしなければなりません。
ここで問題になるのは、貴方は村陣営よりも多く情報を持っているという事です。
推理している最中にうっかり村目線で知り得ない情報を喋ってしまえば
それを怪しむ人物が必ず現れるでしょう。
よって、貴方の言葉はそれなりの説得力ある推理でかつ、貴方しか知らない情報を
隠して発する必要があります。
【村人】が主役を張るのであれば、【人狼】達はダークヒーローのポジションです。
初日の夜に肩を落とすのではなく、仲間達と一緒に勝ちに向かって邁進しましょう。
所詮は村陣営など、鉄の絆を持つ狼達の前では烏合の衆に過ぎないのですから。
このゲームの花形役職ですので、カリスマ溢れるキャラクターにお願いしたい役職でしょう。
チームですので、八雲一家やスカーレット姉妹、様々なチームが想定できます。
最も八雲藍辺りで狼だと初日●を撃ち込まれそうなので、その時だけは肩を落としてもいいかもしれません。
