古明地さとりの狼夜時間と噛み筋論

古明地さとりの狼夜時間と噛み筋論
 
さて、狼の噛みに色々種類があるのは、もうご存知と思います。
では、勝つためにどのように用いれば良いのか。という点を少々語らせて頂こうと思います。
 
基本として、狼にとって不利益となるものを除外する
それは変わりません。
ですが、行き当たりばったりで噛みを行うと、村が進行を誤らない限り、負けます
最終日、確定○二人と狼にでもなれば、必然狼が死にます。
 
では、どうするか?
まず、第一に最初の夜に路線を軽く決めます。
時間が限られていますので、決めるとすれば一つから二つです。奇策などがある場合は除きます
 
1、騙りを出すか・ださないか
2、噛み実行者の決定・噛み先選定者の決定
この二つです。
よほど自信がある騙り狼でなければ、騙り狼に、噛み先選定者を任せてはいけません。
占い文作りなどで、必然時間が取られます。狩人などを探す選定者は別が担当するべきです。
ですが、基本的に噛み実行自体は、占い騙りが担当したほうがいいでしょう。
なぜなら、相方が急に思いつきで変更などすれば、占い騙りの狼にとって、凄まじく不利益が発生するためです。
(ex.噛み先で銃殺対応をしておいたのに、噛み先が変わっていた為対応できず破綻した。
  破綻しないように噛み合わせしておくつもりだったのが、破綻してしまった。等)
 
 
さて、それを終えて2日目昼、色々村の状況が分かります。
その夜に相談するのは、たった一つです。
 
勝負路線の決定
 
これだけです。
騙りが出ているなら、信用勝負をするのか・占い師即抜きをするのか否か
この時、私なりにある基準としては、主に3つの要素で決めます。
1.霊能が居ない・またはロラ中である
2.信用が互角以上である。
3.相方の潜伏能力・及び得票状況
 
1・2を同時に満たした場合、騙りに自信があるならば、絶好のチャンスです。信用を全力で奪い取り、真占い師を処刑してしまいましょう。
3-2などの狐露出が分かっているのなら、銃殺を恐れる必要もありません。信用勝負はとても簡単です。
 
次に、2が圧倒的に有利な状況である場合、
この場合は、3の状況によって方針を決めます。
相方がとても優秀で、完全に村に溶け込んでいると思われる場合、即座に真占い師を抜きます。
逆に相方が多少頼りない場合、状況によっては囲い、身内斬りを選択し、対抗をLWや狂人として吊り殺します。
 
ちなみに2が圧倒的不利な場合は、選択の余地はありません。
占い師を即抜きせねば、狼は敗色濃厚です。
 
 
 
さて、路線が決定したら、噛み先です。
信用勝負をする場合、抜かねばならないのは霊能。
そして、即抜きなら当然占い師です
どちらも、護衛の確率は高くあります。
相方が予告票を貰っているのなら、即占いチャレも悪くありません。
また、全潜伏なら、占いは即抜きするものです。
狂人の区別がついていようがいまいが構いません。
噛めるところを噛みましょう。
というか、狂人に信用勝負を押し付けても、基本的に狂人はそれほど長くは持ちません。銃殺対応を量産するだけでも体力は削られ、徐々にボロを出すからです。
呪札対応を諦めて適当に○を投げ続けるタイプなら別ですが、噛みとの連携が取れない以上、そちらも破綻の可能性は高くあります。
 
狼は、狂人、そして、場合によっては仲間も捨て駒として活用せねばなりません。
 
先のように、全潜伏であるなら、噛める占い師を噛む。で構いません。
ですが、内訳が占狼ー霊である場合、狼目線、選択肢はありません。
占い騙りが全力で信用をかっさらい、護衛を貰っている事が濃厚ならば、即抜きが行えます。
しかし、信用が五分、または、負けている場合、即チャレンジしても、平和が出る可能性は高いです。
そうなると、狩人目線、護衛でGJが出た可能性を見て、そちら真で考えを進めることは少なくありません。
 
よって、抜きたい場所がある状態で、最初に選ぶ噛み先は、狩人候補です。
1手、保険をとっても2手でつぶしたいところです。
 
はい? ああ、どうやって見分けるのか分からない。ですか?
そうですね。とてもシンプルな答えをしますと、狼の仲間を除外して、人外っぽい人を探してください。
潜伏人外の動きをする狼以外の役職は、狐・狩人です。
潜伏狂人はこの時期は素村として振舞いますし、なにより期待せずに欠けと思ったほうが堅実ですのでスルーです。
よって、その人外センサーに引っかかった人を、とりあえず噛んでみましょう。
狐なら平和が出ますし、狩人なら死んでます。
どうしても分からないなら、適当に○もらいでも噛みましょう。
ただし、そこは狩人の護衛が低確率でありえる場所ですので、狐と断定は出来ません。
(ex.
占い真偽不明で霊も不穏のためや、狩人がGJに固執するギャンブラーである場合等
 
 
そして三日目の夜に飛びます
はっきり言いますと、基本的にもう相談する事は何もありません。
16A以上であるなら、もう1手狩人探しに費やすのは手ですが、12Bクラスになると、噛み筋形成の余裕もかなりギリギリです。
狐把握の場合は、狩人候補がいれば抜くのもアリですが、即噛み路線なら、ここら辺りで基本的に占いをブチ抜かないとマズイです。
では、どうするか? となりますが、基本的に信用が低い占い師が、護衛を奪い取る事は出来ません。
ですが、信用されている者が護衛を取る事はありえます。
 
それは霊能者です。
 
よって、三日目昼辺りでそれっぽいところに●を投げ、破綻上等として霊能者を護衛させましょう。
そして、見事占い師をかみ殺し、生き残った狼の話術にすべてをかけます。
 
この後の狼の噛みは、基本的に「詰まない事」だけを考えれば良いです。
 
占いが抜けなければ? 厳しいですが、狩人をもう一度探して占いを噛みましょう。
その前に補足されるか、グレーの広さから詰みそうであれば、占い師を偽に見せる噛み筋をしていくか、または引き分け狙いで占い噛みしかありません。
(ex.占い師を偽に見せる噛み筋
占い師の○が残り続け、グレーがよく噛まれる。→囲われた人外がずっと残っているように見える為。
※但し、詰まないように注意 ケア吊りしても余裕な状況になれば必然負けます。
 
4日目以降
取り立てて相談する事はありません。
翌日で勝利する状況ならば、誰を吊って勝利するかは決めておきましょう。
騙り狼がいる信用勝負なら、破綻しないように噛む必要があるので、それを考慮するなら、この辺りから騙り狼が噛み先を適当に選んで構いません。
変態護衛でGJが出たとしても、詰まないようにするという注意が必要ですが、それも騙りが調整しましょう。
 
 
簡単に図で表すと、相談と噛み筋はこのような形となります。
 
※相談※
1日目夜
騙り有無 → 騙り無しの場合、即抜き路線決定
噛み選定者の決定
噛み実行者の決定
 
2日目夜
勝負路線の決定
狩人探しの結果
 
3日目夜以後
相談なし
細かな希望を伝える程度(議論の必要はなし)
 
最終日前日
吊り上げ相手の決定
 
 
※噛み筋簡易表※
 
2日目夜
A.排除したい役職欠けや吊りが決まっている → 以後ずっと、詰まないように面倒そうな村人噛み
 
B.排除したい役職が生存確定している
  ↓騙り狼の有無
  ↓
  ↓→騙りなし(場合によっては即ベーグル
  ↓
  ↓騙りあり
  ↓
  ↓→信用優勢かつ排除したい役職が占い師→即抜き
  ↓
  ↓信用劣勢(または排除したい役職が霊能
  ↓
狩人候補噛み
  ↓
三日目夜
役職チャレ・狩人候補抜き
  ↓
四日目夜
役職排除未挑戦なら役職チャレ
  ↓排除成否 →成功→ 邪魔な村人噛み(余裕があれば狐探し
  ↓失敗
(グレー数で路線変動)→狭い→ 占い師偽路線
  ↓広い
再度狩人を探してチャレンジ
 
 
総論
各表を見てもらえば分かるように、実のところ、狼でそんなに相談する必要があるのは、序盤だけです。
実際問題として、夜時間めいっぱい使って仲間と相談する必要は、ほとんどありません。
むしろ、騙り狼は、相談に時間を割いてはいけません。
そんな時間があるのなら、少しでもしっかりと占い文を2個用意するようにしましょう。
噛み先の○と、通常出す用の占い文の二つです。
そうすれば、銃殺対応はそれほど難しいものではありません。
そして、騙らない狼も、村の一員として溶け込む為、目いっぱい推理しましょう
村によっては朝一それなりな推理文を掲示しても良いです。
相方を共有とでも思って、村の妖しい人物などを考えるべきです。
狼をやる際、狼陣営の利益を考えて発言してはいけません。
それは他人の目から見てバレバレなのですから。
 
 
オマケ
狼にとって、占い師を偽に見せる噛みというのは結果的になる事は多くありますが、最初から狙って行うのは大変難しくあります。
銃殺一発で狂人破綻、真確定となれば、その時点で狼が詰む形となります。
ですので、占いにチャレンジして抜けなければ、その時点で半詰みです。
それを回避するには、弁舌を振るい、村を徹底的に誘導しなければなりません。
はっきり言って難しいです。
ですが、信用勝負以外で占いにチャレンジしないならば、自分から詰みに首を突っ込む事になります。
それは絶対に回避しましょう。

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最終更新:2013年06月26日 20:04