視点整理のススメ③:視点漏れについて

視点整理についての項目、第三回目は視点漏れについてです。
まずは恒例の視点まとめを。
 
 
ベース視点
占占共???○?

各自視点
博麗霊夢(占):占騙共○狼?○?
霧雨魔理沙(狼):占狼共○狼?○?
小野塚小町(共):占占共???○?
八雲紫(村):占騙共村狼?○?
パチュリー(狼):占狼共○狼?○?
フランドール(狐):占騙共○狼狐○?
レミリア(狂):占占共???狂?
アリス(村):占占共???○村
 
人外の表向き視点
霧雨魔理沙(狼):騙占共狼?○○?
パチュリー(狼):騙占共狼村○○?
フランドール(狐):占占共??村○?
レミリア(狂):占占共???村?
 
 
まず、ここからどういった進行をしていくか?
このケースであれば占い候補二人の視点情報がベースになり●打たれの二人は
それぞれ、自分視点真になる占い候補の内訳に準ずる形で立ち回っていく形となります。
つまり、霊夢-紫と魔理沙-パチュリーのラインを見て、どちらが真のラインかを残されたメンバーが決め打つ勝負となっています。
 
信用勝負の流れなので、村が勝つために選択しうる進行は二つ。
 
①完グレのアリスを吊って決め打ちを翌日に回す安定進行
②潜狂考慮で決め打ちを一日早めて6人時点で狼と見ているラインを吊りきりにする。
 
この二つでしょう。他の吊りに関してはイレギュラー色の強い進行なんで考慮はしません。
 
まず、①の進行を取られた瞬間にフランドールの勝ちだけはなくなります。
何故か解らない人は上のまとめを見直してみましょう。
 
よって、フランはなんのかんのと理屈を付けて8人時点で霊夢を吊らせなければなりません。
②を強く主張しし霊夢-紫ラインを狼としてゴリ押しします。とにかく今日で霊夢を吊らせない限りは負け確定です。
後は狼が自分狐に気が付いているかどうかですが、何事も無ければ翌日の6人時点で紫を吊らせて飽和勝利を狙います。
狼がフラン狐を把握しているor霊夢吊りの後に噛みで把握したとしても、パチュリーが露出してる以上
狼は告発はほぼ不可能なので、引き分けまでは固いところです。
 
今回は実際に一番厄介な確○位置に潜狂のレミリアがいます。偶数進行になってますのでレミリアは視点では
6人で2Wないし4人LWで自分が生存していれば引き分けまでは確定出来ます。
もしも今日決め打ちとなり、狼を吊ってしまうと半PP成立前にゲームが終了してしまう可能性が高いです。
よって彼女は①の進行を推し、最終日まで噛まれないように祈ります。
 
狼サイドとしてはアリス吊りが一番理想的です。というのも、アリス狐の内訳も当然想定しうるからです。
狐対策を重く見るのであればアリスを吊ってフラン噛み一択です。真占いの霊夢のラスグレがフランになりますので
噛み合わせをしておけば、二死体確定銃殺が出る事はなく、6人2Wの決め打ち勝負となります。
レミリア狂をもの凄く濃く見ており、フラン狐を把握しているのであればアリス吊りからの共有噛み二死体で
PPとなりますが、これは机上の空論でしょう。なかなか潜狂というのは見えないものです。
逆にフラン狐を軽視して、適当にレミリアを噛んでしまった場合は最悪の事態になります。
 
 
こういう、勝負が決まる鉄火場で起こりやすいのが、自陣営の勝ちを急ぐあまりの視点漏れです。
上で書いた通り、狼と狐はある程度の答えを知っています。その為、自分達しか知り得ない事を
うっかり口走ってしまったり、勝つために強引な動きが目立ってしまったりします。
この状況であれば例えば
 
パチュリー「フランドールがここに来て静観しているのは狐にしか見えないわ」
 
完全にアウトです。パチュリー視点でフランドール狐の内訳はありえません。
何故なら視点真占いの魔理沙が○を出している為、もしフランドール狐であれば魔理沙は偽。
よってその主張をするのであれば、占い両偽主張と同義です。
 
フランドール「とにかく今日は偽目の霊夢吊ろうよー!そこ絶対偽だって!」
 
●出され二人とは違って、フランドールの表向きの視点では占いどちらが真なのかは解りません。
つまり、真偽不明なのに強烈に魔理沙真、霊夢偽を盲信している動きです。
霊夢偽を主張するのであれば、きちんとした根拠や霊夢を何で見て吊りたいのかという推理が必要です。
これは動きが強引すぎて透けるケースで、○をくれた占いを真推しするのは人外目の要素でもあります。
 
 
狼狐は村陣営よりも多くの情報を持っています。その為、普段から視点漏れのリスクは付いて回ります。
しかし、それを恐れて口をつぐんでしまっては序盤の経費吊りで盤面から退場となります。
ですのである程度は喋らざるをえないのですが、正解を言ってしまえば自分達が死ぬだけです。
よって、彼らは説得力のある嘘をつこうと最大限の努力をします。
 
そういう意味ではトンデモ内訳を追ってしまってるのは村陣営だった、という事はよくあるのですが
「トンデモ内訳を追っているから村」所謂一周回って村というのは必ずしも成立するわけではありません。
トンデモ内訳を主張するしかなくなった人外や、焦るあまりにめちゃくちゃな事を口走ってしまった等もありえます。
以前、古明地さとり様の書かれた記事にありました通り、こういう時のポイントは「その人物を通しで見たときどうか」です。
例えば発言レベルが高いのに、妙な内訳をやたら推していたり、占いはフラットに見る宣言をしたのに
自分に○が出た瞬間にその占いを根拠無く真目推ししたりとか。そういうところがポイントです。
 
今回例として信用勝負のほぼ決め打ち段階のものを挙げていますが、こういった鉄火場ですと多少強引でも
勝負の掛かる場面であるため、村も狼も狐も必死に喋らなければなりません。そこで勝負が決まるわけですから。
いかに喋りを抑えるタイプの人外であれ、勝負の場面で黙っていては座して死を待つだけになります。
そういった場面で必死に攻めるあまり、ついうっかり・・・というのは起こりやすいケースです。
 
 
さて、これで視点整理関係は一区切りとさせて頂きます。
視点整理については村陣営だけではなく、狼がどこに狐がいるか考える時
あるいは狐が狼位置を推理する時にも必要になってきます。きちんとメモを取って推理する癖をつけましょう。

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最終更新:2013年07月20日 23:23