狩人運用論:護衛先について

まず最初に書いておきます。
【狩人】の立ち回りはケースバイケースであり、絶対にこうしろ、というのは難しいです。
ですので、あくまで私の私見として、狩人の運用について触れさせて頂きます。
 
【占い師】を村の武器として例えるならば、【狩人】は防具です。
噛まれてはまずい人物を護衛する盾です。勿論、吊りを増やす為の「攻めの護衛」という発想もありますが。
大原則としては防具ですので、村にとって必要な人物、狼目線から見た場合の急所を守る為に使わなければなりません。
 
では、村にとって一番必要な人物とは誰でしょうか。それは【占い師】です。
 
wiki内で繰り返し書いていますが、狼は勝つ為に占いを処理する必要があります。
逆に言えば、占いが生きている限りは狼に勝ち目はありません。
最も噛まれた後に盤面に影響が出るのは【占い師】です。
よって、私としては占い護衛を基本としてお薦めさせていただきます。
 
自分の考える役職の重要度をまとめておくと
 
占>霊>共≧確○>暫定○>完グレ
 
です。
 
霊能を「どの占いが真か見定める為の鑑定能力持ち」と考えた場合、あくまで占いの付属品です。
真占いが退場した後ではその能力の有用性は一段落ちると言っても過言ではないでしょう。
占いのように直接的に狼を探し、狐を殺す事ができる役職ではありません。
 
共有に関しては基本的に人外を探す能力は持っていません。指定する権限を持っていますが、真濃厚の霊や確○でも出来ます。
勿論、キレ者の共有が狼目線厄介な敵である事には変わりないのですが、それは役職としてではなく、プレイヤーとしての能力です。
そういった意味では占いや霊能よりも役職としての価値は更に落ちると言っても過言ではありません。
 
確○や暫定○の護衛については、やや攻めの護衛で、吊り縄を稼ぎたい時等に見られるケースです。
ただし、狼サイドの狐誤認や狐を護衛していた時のデメリットもありますので
本当にその護衛をする必要があるのかはきちんと考えて下さい。
 
但し
・内訳の都合上、占いを噛めなくなっている
・霊の仕事が終わってる(霊視点LWとなっている)
等の状況や、狼がどんな盤面を用意したいかによって役職の価値は変わってきます。
 
狼はグレー勝負路線であれば【占い師】、信用勝負路線では【霊能】を盤面から排除しない限り勝負が成立しないのです。
グレー勝負であれば霊噛みの優先度は下がります。最終日に充分なグレーが残せるのであれば、最後まで残して進行しても
問題ないぐらいです。むしろ占いが一人噛まれた後は霊護衛にスライドしている可能性が上がりますので
死体なしを出すリスクと相談して、帳尻が合いそうなら・・・という程度です。
一方の信用勝負は原則的に霊を抜かない限りは勝負が出来ません。当然ながら●を出しても霊がいる限りはライン割れで
破綻吊りされてしまうだけだからです。この盤面であれば狼はまず考えるのは「いかに霊を噛むか」です。
占いに関しては騙り狼視点の仮想人外であり、噛んでしまうと逆に自分の信用を下げる結果となるので原則噛みません。
信用勝ちし、「人外として」吊り縄で処理して勝つのを目的とします。
 
よって、盤面を読んで護衛先を決めていかねばなりません。
勿論、人外陣営も大抵は騙りを出していますので、占いを護衛するならばきちんと真目を見て護衛していきます。
霊護衛するのであれば「霊が噛まれそうか」「その間に占いが噛まれるリスクはないか」等を考えて動きます。
例えばですが、初日●CCOの真狼-真濃厚の展開があったとします。
この場合、狼目線はほぼ●を出した方の占いに護衛が入っているのが濃厚ですので、死体なしのリスクを考えれば
霊噛みかグレー噛みになります。よって、ここで狼が噛むであろう霊護衛をしておくというのも一つの考え方です。
ただし、狼が一番噛みたいのは当然ながら占い師です。●を打たれた方の狼は吊られますが、初日に●を打たれてる時点で
どのみち信用勝負は出来ず、のちのち吊られるのは見えている為、大した問題はありません。
これを踏まえた上で初手占い噛みという勝負手に出てくる狼も当然ですが存在しています。
この噛みが通ってしまったが最後、【狩人】がその後に出てきても信用はかなり低いでしょう。
これらの諸々のリスクを考えて護衛先を決めましょう。
 
 
【狩人】は難しい役職で、私も決して得意な役職ではありません。
諸々の考え方があると思いますので、他の方の意見も参考にしてみてください。
 

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最終更新:2013年07月20日 22:40