【128900】東方RP17A村の解説

盤面のターニングポイントとなったのは4日目の昼夜と8日目昼です。
 
【4日目】
村サイドは聖白蓮(共)が占い候補の本美鈴吊りを宣言。本人が言ってる通り、通常進行よりも一手早いです。
パチュリー(霊)が初手噛まれしているので残W数が解らず、最大人外数残っていると5吊り5人外の場面です。
この場面での占い吊りは古明地さとり真での進行以外は取れなくなります。さとり偽であれば村は引き分けが上限でしょう。
 
進行に関しては霊界や感想戦で言及されていた通り、賛否あるところだと思います。
実際、本美鈴を飼いにしてもいい場面ではあったと思います。17Aだと狼が占いに出ない事は少ない為、霊能がいないので
グレーの狼吊りを優先して、本美鈴吊りを後に回す事によって事故を減らすという発想です。
一方で霊能が不在の場面だと、飼っている狼を切るタイミングが難しくなります。
また、本美鈴が狂の3W潜伏を想定すると、狂を飼っていてグレーから狼を吊ってしまった為に事故という事も当然発生します。
 
安定進行を取るのであればグレーを吊ってお茶を濁す場面ですが、ここで聖は指定変更なしで本美鈴吊り。
村視点では見えませんが、4日目夜時点での吊られの内訳はゆゆさま(村)、輝夜(狼)、本美鈴(狼)となっています。
4日目昼時点での生存人外は2W1K1Fでしたが、両視点グレーにいたのはレミリア(狐)のみ。
そして騙り狼の本美鈴がほぼ真切りで吊られた事によって、こいし真の詰め進行へ。
1W1K1Fで4吊りの上に、狂人については狼を先に吊ればよく、狐に関しては占いが生存していれば問題ありません。
 
LWであるシュガーサテラ(狼)視点では窮地です。古明地さとり(占)のグレーは詰め切れる量になっており、こうなるとさとりを噛めません。
グレーに狐残り濃厚(狼目線の狐候補死亡者は2日目のゆゆさまのみ)。確定呪殺が出ればさとり真確定。
占いと縄を避けながら、狐を何とか縄で殺し、最終的にさとりを吊り殺しての勝利を目指す路線で動いていく形になります。
 
そして噛み先は聖。4日目で本美鈴切りに走った以上、聖が進行を取っている限り、さとり真の進行からはブレないでしょう。
護衛が入ってる可能性がありますが、ここで聖が噛めない限りはさとりを吊れない=どのみち勝てないという発想です。
(狼会話を額面通り受けとると、「鋭いので残したくなかった」のかもしれませんが、その後の立ち回りを見てると、そこまで浅い噛みはしないと思います)
ともかく、名医えーりん(狩)のは占い鉄板護衛だった為この噛みが通り、翌日の吊りが潜伏していた岩笠(狂)から外れます。
 
この結果が狼サイドにとって奇跡的とも言える8日目に繋がります。
 
 
【8日目】
さとり真進行で順調に詰め、レミリアを吊った翌日。ここで村陣営は失策を打ちます。
岩笠の誘導に乗ってえーりんを吊ってしまうのです。
余裕のある進行だった為、えーりんもノリで吊られた節がありますが、吊った村も冷静になるべきでした。
 
感想戦で散々「あれはない」と書かれていますが、具体的に内訳を考えてみましょう。
 
☆さとり真で見る場合
えーりん真狩、あって狂。さとりのグレーは詰め終わってる為、シュガーサテラを吊って村勝利。
 
☆本美鈴真で見る場合
※これまでの進行何だったんだという話になりますが。
 前提としてえーりんは本美鈴からも○貰いの確定○。つまり、本美鈴視点での狩内訳は真狂のみ。
 よって、狂である岩笠視点で本美鈴視点を見た場合は確定破綻しています。
 (自分が狂である以上、狩の内訳は狼狐混じり。本美鈴は両者に○を出している為)
 
★さとり-誰かの2W生存、シュガーサテラえーりんで狩真狂
この時点での本美鈴視点グレーの生存者は、八雲紫、フランドールの二人のみ。
この内訳を見るのであれば、えーりんの真狂問わず、さとりを吊って最終日安定。
 
★さとりLW、えーりん狂
えーりん狂決め打ちなら、その場でをさとり吊って勝利。
実際はシュガーサテラえーりんで狩真狂の為、どうしても狩を吊りたいならサテラ先吊りを優先。
シュガーサテラ吊りで終わらなかった際にさとり破綻で確定人外となる。
 
★さとり狂の内訳
シュガーサテラとえーりんが両方とも本美鈴の○貰いの為、存在しない内訳。
 
★さとり狼狐で2W1F生存、シュガーサテラえーりんで狩真狂
えーりん視点のみに存在する内訳。(紫、フラン視点では人外数オーバー。岩笠視点は自分が狂なのであり得ない)
自分が吊られている場合ではない。さとり-紫-フランからランして狼を吊り上げ、翌日引き分け。
 
★さとり狼狐で1W1F生存、シュガーサテラ真狩、えーりん狂
吊っていいのはこのケースぐらい。引き分け込みだが翌日死体無しが出れば村勝ちまでいける。
 
☆占い両偽を見る場合
 
★さとりLW、えーりん狐、サテラ真狩。あるいはさとり狂狼、えーりん狼、サテラ真狩。
この内訳を見るのであれば、えーりん吊って最終日で問題ない。しかし
・本美鈴狂だとしたら、どこで後1W吊れているのか(序盤に吊れたゆゆさまか輝夜辺りが適当か)
・本美鈴狼だとしたら、そもそも何故二騙りなどしているのか。
・そもそもレミリア狼なら何故二人とも囲いに入れてないのか
・レミリアのLWCOしての吊り逃れは無意味なのではないか
・噛みでえーりん狐を把握したのであれば、さとりが狼柱として狐告発してレミリアLWでいいのではないか
・そもそも何故えーりんはあのタイミングでCOする必要があるのか
・上記を踏まえ、そもそも最終日前日6人からこんな内訳を追う必要があるのか。
 
 
最後に最終日の殴り合いをしたさとりとサテラ視点の内訳を書いておきます。
 
さとり視点
視点狼:シュガーサテラ(確定)-本美鈴(濃厚)-誰か
視点狐:レミリア(濃厚)
視点狂人:岩笠(確定)
 
真狼2-1で潜伏狂あり。理論的にはレミリア狼で本美鈴狐もありえるのだが、そうするとレミリアのLWCOが非常に不自然になる。
自分で占っている為、シュガーサテラと岩笠は確定で狼狂。
 
シュガーサテラ視点
視点狼:古明地さとり-本美鈴-レミリア
視点狐:名医えーりん
視点狂人:岩笠(濃厚)
 
えーりん狐、岩笠狂を前提にすると上記内訳に固定される。
えーりん狼で見て、レミリアか本美鈴どちらかが狐という内訳もあり。
 
 
こうやって書き出してみると「どちらの内訳が現実的にありそうか」という視点から狼が誰か追えたかと思います。
勿論最終日前日時点でもそれは言えます。
 

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最終更新:2013年07月12日 00:00