実例付き企画:占い先を見て考えよう

 
過去ログを題材に占い先ベースの内訳の考え方を書いてみます。
 
上記ログは非常に分かりやすいケースなので、ピックアップしてみました。
三日目朝がターニングポイントになりますので簡単にまとめてみます。
 
 
占い候補:火焔猫燐:ゆかりん○→しゃめーまる●
     十六夜咲夜:因幡てゐ○→ゆかりん●
     因幡てゐ:ゆかりん○→しゃめーまる●
霊能候補:なし(欠け)
噛まれ:森近霖之助
 
霊欠けで完グレ噛まれの信用勝負濃厚な三日目、全占い師が●を出します。
ゆかりんは○二つ貰いの位置、しゃめーまるは全視点のグレーで、前日の投票数はゼロ。
発言内容は狼目の位置です。
 
占い理由は簡単にまとめると
火焔猫は「頼れる村だと思った」
因幡は「しゃめーまるを狼で見た」
十六夜は「確定○作りと囲い確認」
となります。占い文の出来としては因幡と十六夜が同等で、火焔猫がやや薄いでしょうか。
 
 
まず十六夜の「司令塔としての確定○を作りたい」ので、対抗の○占い。これを嫌う人は多いのですが
これは比較的真目の発想と言えます。何故なら確定○を作るメリットが騙りには薄いからです。
ましてや、信用勝負の流れでそんなところを占う騙り狼はいません。
十六夜狂として見た場合、確実に非狼に●を出す事が出来る占い先を選択している事になります。
いずれにせよ真狂目でしょう。
 
次に火焔猫と因幡は、狂が●を撃つには危険な位置に●を撃ち込んでいます。
狼目の位置に●を撃ち込んだ場合、狼に突き刺さっているケースがあるからです。
また、因幡に関しては初日積極的に発言をし、護衛を取ろうと頑張っている印象となります。
この二人に関しては、真狼目、信用が薄いのは発言の少ない火焔猫でしょう。
 
さて、実際の内訳はどうでしょうか。
 
 
実際には十六夜真、火焔猫狼、因幡狂の内訳となっており、狼サイドはピンチです。
 
●が被ったこと、十六夜がゆかりん●を撃った事によって狼サイドの内訳がかなり苦しくなっているのです。
 
十六夜に関しては何の問題もありません。因幡と火焔猫が初日に狼を囲っていたというだけの事です。
更には初日に因幡○を引いていますので、ほぼほぼ火焔猫が狼濃厚で、相方であるゆかりんを囲って
信用勝負を挑んできたという推理が成立します。実は内訳的に一番無理のない人物です。
いきなり○噛みをされたら確定○が潰れてしまうというリスクこそありますが、占い先としては先に書いた通り
悪くありません。というよりも、狂アピだとしてもそんなところに●を撃つ狂はかなり少ないでしょう。
いくら非狼に●が出せるとはいえ、リスキー過ぎます。そして、そんな事をするのであれば初日に頑張って
発言する必要はないのです。
 
一方の狼サイドの因幡ですが、村の雰囲気は「こんな早期に○を占う十六夜は狂濃厚」という空気に合わせてか
十六夜狂を主張しています。確かにその理屈は村に受け入れられるでしょうが、狼サイドにとってはリスキーです。
何故なら火焔猫が因幡視点の狼狐位置になってしまい、十六夜より先吊りをしなければ不信感を持たれるからです。
では十六夜を狼主張できるか?というところですが、狼がわざわざ三日目に対抗の○に●を撃ち込んで信用勝負するでしょうか?
ましてや村が十六夜狂で見ているのにそれを言うと、確実に突っ込まれるでしょう。
そして因幡は自分視点の狼狐濃厚位置が出した●が被っています。
よって因幡の主張は身内切りor占い狐混じりで狐の●が狼刺さりという、十六夜に比べるといささか苦しい内訳になっています。
(最終的に因幡は狼-狼の逆囲いを主張していますが、かなり厳しい主張です)
 
火焔猫に関しては当人の発言が相まって、更に厳しい事になっています。まず発言が「真占い師の視点」ではありません。
霊欠けでグレランしている以上、火焔猫真視点で真狂狐の内訳だった場合、1W吊れている可能性があるからです。
にも関わらず、次に引いた●を飼い(言い換えれば今日引いた●を即吊り)と言っているのです。
こういったケースでは●を飼いにして確定人外の対抗二人を吊っている間に、グレーを占いで詰めていくのがセオリーです。
また、「何故火焔猫は霊欠けにも関わらず、狐勝ちを恐れずグレーの●を吊り主張できるのか?」というのが大きなポイントです。
まず火焔猫自身が狐であるケース。自分が狐であれば狼が吊れていようがいまいが、自分が吊れないのであれば問題ありません。
もう一つは火焔猫が昨日のグレランで狼が吊れていない事を知っているケースです。この場合は当然火焔猫は狼です。
 
 
3日目夜の狼の吠えは僅か1吠え。火焔猫狼で見ると、同じところに●を撃ち込んだ因幡の役職が見えるのではないでしょうか。
 
 
しかし、実際はこれをリアルタイムで考えていかなければなりませんので、上の文章のように冗長に考えている暇はありません。
各占い師で想定される内訳や○●のリアクションを見て、気づいた事を発言していく形になってしまいます。
上記の参考ログでは因幡がある事ないこと喋ってつじつまを合わせて、やや強引に十六夜を吊っています。
 
つじつまの合わない発言や無理のある推理に関しては「気が付くかどうか」がポイントです。
細かいところからも考える癖を付けましょう。
一日の時間が短い短期人狼では日中に気づくかどうかが勝負を決める事もよくありますので。

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最終更新:2013年07月10日 18:58