技量の効果と限界値

1.技量の効果



技量を上げた場合のエネミーに与えるダメージの変化は、打撃・射撃・法撃を上げた場合とどう違うのかというと、
わかりやすい数値で例えるとこんな感じである。


打撃・射撃・法撃を上げても、同じ数値だけ技量を上げても、平均ダメージは同じだけ上昇するが、技量を上げた場合の方が、ダメージのばらつきが小さくなる。
また、最小ダメージが大きく上昇するので、「とあるエネミーを、1発で確実に倒せるように、最低ダメージを上げたい」
というような場合は、技量を上げるのが有効である。

また技量にはエネミーから受けるダメージを減らす効果もあり、打撃防御・射撃防御・法撃防御を上げた場合と比べると、こんな感じである。


技量では、ばらつきは大きくなるものの、打撃・射撃・法撃の3種の平均ダメージを同時に減らすことができる。
(実際の実験データはこちら


このように、技量を上げると、攻撃面では平均ダメージが打撃・射撃・法撃を上げた時と同じだけ上昇し、さらにダメージのばらつきが小さくなる。
それと同時に、防御面も、ばらつきが大きくなるものの、打撃防御・射撃防御・法撃防御の3種が同時に強化される。

これだけを見ると、技量は非常に強力なステータスでああるが、
しかし、技量には「上げすぎると、ある値を越えた分は無駄になる」という性質が存在する。
これについては次項で説明する。

あともう1つ、マグやクラススキルで上昇した打撃射撃法撃には、シフタやシフドリの効果が乗るので、
マグやクラススキルについては、技量よりも攻撃ステを上げた方が平均ダメージが上がる。


2.技量が無駄になる限界値

技量は「エネミーより上回ってる分」だけ効果を発揮し、最低ダメージを上昇させる。
その効果を発揮できる上限は、★7以上のレア武器ならば「武器攻撃力の数値の20%」である。(計算方法は下の方の※を参照)
例えば、武器攻撃力1000の武器を持っているならば、技量がエネミーよりも200だけ高い数値までは上げて大丈夫なのである。

また、エネミーの技量は、同じレベルのこちらの素ステータスと同じぐらいである。
(例:Lv38♀ヒューマンサブクラスなし技量266 Lv38ギルナッチ技量約265)

よって、「エネミーより上回っている技量」は、
  • マグの技量補正
  • クラススキルでの技量補正
  • サブクラスでの技量補正(サブクラスのステータスの20%が足されるやつ。Lv60なら技量67ぐらい)
  • 防具の能力やセット効果の技量補正
以上を合計すれば算出することができる。

これらの合計が、使用している武器の打撃力の20%の値を超えている分の技量は無駄になってしまっているというわけだ。
技量の低い敵や、Lvの低い敵も居ることを考慮すると、技量を上げるなら、この限界値より30~50ほど低いぐらいまでが良いだろう。



ダメージ計算式より、技量の効果は、
最小ダメージ=技量×2(MAXは武器攻撃力の90%)である。
また、★7以上のレア武器には武器攻撃力の50%分の最小値補正が存在するため、
実際に必要な技量は、90%-50%=40%で、武器攻撃力の40%分であることがわかる。
技量1につき、最低攻撃力は2上がるので、武器攻撃力の20%の数値が技量の上げて良い限界なのである。









最終更新:2013年05月27日 20:21