紫電改二



種類:艦上戦闘機
スペック
対空:+9     
         
         
装備可能艦種
駆逐 軽巡 重巡 戦艦
軽母 空母 水母 航戦
雷巡 航巡 潜水 潜母
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ゲーム内情報


図鑑紹介
本土防空の切り札、局地戦闘機「紫電改」の艦載機型です。
大馬力エンジンと空戦フラップの採用などによる優れた空戦能
力で、開発・配備の遅れた烈風の穴を埋めるべく計画されまし
た。空母信濃が就航した暁には、例え烈風や烈風改が揃ってい
ても、あえて搭載してほしい幻の…そして実在した最後の艦上
戦闘機です。


烈風と並んで後半の主力となる戦闘機。航空優勢狙いならそれなりに数をそろえればこれで十分。ただし、レ級やヲ級改flagship相手だと少しきついか。

史実情報


日本海軍の艦上戦闘機、試製紫電改二(紫電四一型)が元ネタ。元々は局地戦闘機*1であった紫電改こと紫電二一型、及び紫電二一型甲のアッパーバージョンである試製紫電三一型*2を艦載機用に改造したのが本機である。説明文の「最後の艦上戦闘機」というのは、空技廠所属の山本重久少佐(元翔鶴戦闘機隊長)の操縦で空母信濃での発着艦試験に成功したため。烈風や零戦六四型は空母に載った実績がない。

開発はかの 二式大艇 の開発を手がけた水上機メーカー川西航空機(現、新明和工業)。なぜ、本来水上機メーカーであった川西航空機が局地戦闘機を作ったのか。それには以下のような事情があった。

元々、海軍は南洋諸島に侵攻した際の飛行場完成までの制空権確保および空母艦載機の不足の補償を目的として、空母以外でも運用できる水上戦闘機を1940年(昭和15年)に川西に発注していた。それが「 強風 」だったのだが、開発に難航*3し、ようやく制式採用されたのは1943年(昭和18年)。このころには、戦局は悪化しており、結局、「強風」はキャンセルされてしまったのだが、既に量産体制を整えていた川西は大量の不良在庫を抱える羽目になってしまった。そこで川西は海軍に「強風」のパーツを流用した局地戦闘機計画を提案。三菱の新型機(烈風のこと)遅延にいい加減うんざりしていた海軍もこれを歓迎し、川西への救済措置も兼ねて開発がスタートする。そうして生まれたのが局地戦闘機・紫電である。

しかし、強風の部品流用などもあって、紫電の初期型である紫電一一型は零戦よりはマシというレベルに止まったばかりか、いろいろと不具合も多く、あまり評判も芳しくないものだった。しかし、紫電改こと紫電二一型は設計から見直し、不具合を修正。さらに局地戦闘機という性質上、零戦と比べての欠点は航続距離が短いというだけで、防弾装備、大型機としては極めて良好な機動性に加え、高速の一撃離脱も可能な速度を有するなど、様々な面で零戦を凌駕する戦闘機となった。他方、本命の次期主力戦闘機であった烈風は中々開発が進まず、業を煮やした海軍は本機の試作機が完成した1944年初頭の段階で烈風を差し置いて、艦載機も含めた次期主力戦闘機に選定した(ただし、書類上は局地戦闘機のままだったとか)。しかし、時期が時期であり、艦載機として運用されたのは前述のように試験的に作られたものがあっただけにとどまり(ちなみにこのときも発着艦が零戦よりも容易と評されている。)、基本的に紫電改は陸上基地での 制空戦闘機 として運用されることとなった。もっとも、これは紫電改が高高度戦を苦手にしていたことも理由の一つだったのかもしれない。局地戦闘機は高高度の敵爆撃機を撃墜することが主任務なのだが、紫電改もまた、これが苦手だった。そのおかげで、 雷電 の延命につながった。

前線での評判も上々で、前線でも紫電改の配備を希望する部隊が多かったのだが、三菱や中島飛行機のような大手に比べれば小規模な川西の生産力では、全部隊への配備は到底無理だった。そこで、三菱に雷電と烈風の生産中止、紫電改の生産を指示した。そして、航空本部は19年度に紫電と紫電改合計で2,170機を発注、20年1月11日には11,800機という生産計画を立てたものの、空襲の影響で計画は破綻し、最終的には川西で406機、三菱などで14機の、計420機が生産されるにとどまった。しかし、少数とはいえ、当時の米軍機に正面から渡り合える航空機だったことは間違いなく、特に海軍航空参謀・源田実によって編成された二代目第343海軍航空隊(通称「剣部隊」)はベテランやエース揃いの最精鋭がそろっていたこともあり、落日の日本海軍航空隊の中において有終の美を飾った。そのため、紫電改といえば太平洋戦争後期の代表的戦闘機として、戦後、知られるようになり、零戦に次ぐ人気を博すことになる。それに貢献したのが、ちばてつや氏の出世作『紫電改のタカ』であることはいうまでもないだろう。また、『機動戦士ガンダム』の登場人物であるカイ・シデンも紫電改からとられた名前だというのもよく知られるところである。




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