蒼龍改二

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#image(蒼龍改二.png) #contents() &autolink(id=wikibody) ---- *CV ---- 上坂すみれ *Illustrator ---- *史実情報 ---- 着艦識別文字は「&color(green){サ}」 …とされていたのだが、近年では何も書かれていなかったとの説が有力である。 「[[蒼龍]]」の艦橋は右側、「[[飛龍]]」の艦橋は左側にあるので見間違えることは無かったようだ。 #ref(Soryu1.jpg) 昭和5年に成立したロンドン軍縮条約を受け、条約体制の下で構想された空母が、蒼龍である。 条約で日本の空母建造枠は81.000トンと定められていたが、日本海軍は4隻の空母を保有した結果、残り12.630トンとなってしまった。 そこで、日本海軍は「[[鳳翔]]」を廃艦とすることで8370トンを加算。21000トンの新造枠を確保し、1万トン級の中型空母2隻を建造することにした。 当初の案では、15.5センチ砲を搭載した航空巡洋艦的な艦として設計が進んでいた。 基本計画番号G8と呼ばれたこの案は、一旦は採用されるかに見えたが、友鶴事件の発生により設計変更を余儀なくされた。 再設計の結果、蒼龍は全通式甲板をもつ通常の空母として、1934年11月20日、呉工廠で起工された。 しかし工事の途中に第四艦隊事件が発生。蒼龍は船体を輪切りにされ、船体強度の点検を受ける羽目になる。 工事は1937年12月29日に完成。「[[蒼龍]]」は右舷に島型艦橋を持つ、中型空母として誕生した。 [[赤城]]、[[加賀]]の運用データを生かした設計と、運用に不可欠な各種装備。艦爆によって敵艦隊を攻撃するという明確な運用方針。 蒼龍は日本が初めて生み出した、本格的航空母艦と言って差支えがない出来だった。また、35ノットの速力も日本海軍最速であった。 蒼龍は妹・「[[飛龍]]」と共に第二航空戦隊を編成。第二艦隊に所属した。 1941年3月、蒼龍は駆逐艦「夕月」と衝突。蒼龍の艦首が夕月の左舷中央部に乗り上げる事態となったが、両艦とも無事だった。 10月には第一航空艦隊に編入。日米開戦に向けた準備が始まった。 11月に26日、蒼龍は北海道択捉島の単冠湾を出港。ハワイへ向かった。 真珠湾攻撃に際し、航続距離の低い二航戦(と赤城)は参加を危ぶまれたが、二航戦司令山口多聞が燃料入りドラム缶を大量に搬入したため、参加を許されたという。 12月8日、機動部隊は真珠湾を奇襲。大戦果を挙げる。第二次攻撃の際、蒼龍飛行隊長は米空母の捜索・撃滅を進言したが、南雲司令は受け入れなかった。 この後、蒼龍は機動部隊と共に各地を転戦。ウェーク島攻撃、ポートダーウィン攻撃などに従事した。 1942年4月には、セイロン島沖海戦に参加。蒼龍艦爆隊は、爆弾命中率78%というとんでもない数字をたたき出している(10%前後が普通である)。 #ref(Soryu2.jpg) 1942年6月5日、運命のミッドウェー海戦を迎える。 蒼龍は800kg爆弾を搭載した、九七艦攻をミッドウェー島攻撃部隊として送り出している。 この後蒼龍は、兵装転換の混乱を突かれ、米機の空襲を受けることとなる。 米機はまず雷撃機が襲来。蒼龍は回避行動をとり、この時点での被害はなかった。 しかし、直掩隊が低空の雷撃機に集中した際、米艦爆隊の攻撃を許してしまう。 爆弾三発が各エレベーター付近に直撃。甲板を貫通し、格納庫上段で2発、格納庫下段で1発が炸裂した。 この時、格納庫内には第二次攻撃隊の九九艦爆と、兵装転換で外された爆弾がそこかしこに転がっていたという。 艦爆と爆弾は次々と誘爆。蒼龍は深刻な損害を受け、ダメージは機関部にも及んだという。 被弾から15分後の午前7時45分、総員退艦が発せられた。司令部は蒼龍の退避と復旧を命じたが、どうしようもなかった。 午後3時2分、生存者は駆逐艦[[磯風]]、[[浜風]]に収容された。 艦長は乗員隊の懇願を振り切り、「蒼龍万歳!」と叫びながら、一人燃え盛る艦橋へ飛び込んでいったという。 この1時間後の午後4時13分ごろ、蒼龍は海中へと没した。 なお、蒼龍はミッドウェー海戦で後に艦爆彗星となる十三試偵を搭載し、発艦させている。 同機は蒼龍沈没後[[飛龍]]に着艦。米機動部隊に関する有益な情報をもたらすも、飛龍と共に沈んでしまっている。 また、余談ではあるが蒼龍という名は大日本帝国海軍では既に内海用御召船で使われている(ただし読みは「ソウリュウ」ではなく「ソウリョウ」と読んだようである)。 この名を持つ日本海軍の艦船としては2隻目だが初代とのつながりはない。また、蒼龍の艦名は海上自衛隊のそうりゅう型潜水艦の1番艦「そうりゅう」に引き継がれた。 ---- |>|>|艦歴| |発注|>|第二次海軍軍備補充計画| |命名|1935年11月01日|蒼龍型航空母艦“蒼龍”と命名| |起工|1934年11月20日|於呉海軍工廠| |進水|1935年12月23日|| |竣工|1937年12月29日|第二航空戦隊へ編入| ||1938年09月25日|広東攻略作戦に参加| ||1941年12月08日|ハワイ真珠湾攻撃を実施| ||1941年12月21日|第二次ウェーク島攻略作戦に参加| ||1942年01月23日|アンボン攻略作戦に参加| ||1942年02月15日|オーストラリア・ダーウィン攻撃作戦に参加| ||1942年04月05日|インド洋作戦(セイロン沖海戦)に参加| |沈没|1942年06月05日|ミッドウェー海戦に参加。米艦載機による急降下爆撃による弾薬の誘爆及び機関部の破壊により沈没| |除籍|1942年09月10日|| ---- *台詞一覧 ---- |状況|台詞|関連する史実や元ネタ、解説など| |自己紹介| 航空母艦、蒼龍です。空母機動艦隊を編成するなら、私もぜひ入れてね!|| |秘書クリック会話①|え、何ですか?|| |秘書クリック会話②|えーっとあの、九九艦爆がはみ出ちゃうから|COLOR(white):意味深である| |秘書クリック会話③|すみません、あまり艦を揺らされますと発着艦訓練に支障が出るから…|| |戦績表示時|提督、電文が届いています|| |編成選択時|わが機動艦隊、出撃します|自己紹介やMVPセリフなどから見るに、どうも蒼龍の属した第一航空艦隊とその俗称である南雲機動部隊の名称がごっちゃになっているようである| |装備時①|ありがとう。これで飛龍には負けません|言うまでもなく飛龍は同じ二航戦の僚艦である。| |装備時②|うれしいな。これならバッチリ戦えます|| |装備時③|うれしいな|| |>|>|(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)| |ドック入り|ごめんなさい、ちょっとお化粧直します|| |ドック入り(重傷)|う~ん…自慢の飛行甲板が…。ちょっと入院しますね…|| |建造時|艦隊に新しい戦力が加わったみたい|| |艦隊帰投時|艦隊が母港に帰投しました|| |出撃時|艦載機の練度もバッチリです。戦果を期待してください|セイロン島沖海戦の大戦果を指すか| |戦闘開始時|そうね、大物を狙って行きましょう|| |航空戦開始時|攻撃隊、発艦始め!|| |攻撃・野戦開始時①|対空見張りも厳として、よろしくね|本来の言い回しは「○○を厳となせ」| |攻撃・夜戦開始時②|そろそろ反撃よ。全艦載機、発進!|| |MVP時|第一機動艦隊の栄光、揺るぎません!|| |被弾小破①|やだ!?やだやだ!?|| |被弾小破②|飛行甲板に被弾!?やだ!誘爆しちゃう!|蒼龍の沈没原因は急降下爆撃による飛行甲板の被弾と、兵装転換用の弾薬の誘爆によるものから| |被弾カットイン|なんでまた甲板に被弾なのよ~!痛いじゃない!|先述の通り飛行甲板に被弾している| |撃沈時(反転)|COLOR(white):飛行甲板の火、消えないね…。ごめん…|COLOR(white):火災は一度は収まったがその直後再び爆発を起こし、遂に沈没した| ---- *コメント 最新の30コメントを表示しています。 #comment_num2(num=30,disableurl,log=コメント/蒼龍改二) ---- *タグクラウド #tag_cloud(sort=num) ---- *関連ページ #related(sort=timestamp) ---- ▼wikiレンタル代価広告
#image(蒼龍改二.png) #contents() &autolink(id=wikibody) ---- *CV ---- 上坂すみれ *Illustrator ---- *史実情報 ---- 着艦識別文字は「&color(green){サ}」 …とされていたのだが、近年では何も書かれていなかったとの説が有力である。 「[[蒼龍]]」の艦橋は右側、「[[飛龍]]」の艦橋は左側にあるので見間違えることは無かったようだ。 #ref(Soryu1.jpg) 昭和5年に成立したロンドン軍縮条約を受け、条約体制の下で構想された空母が、蒼龍である。 条約で日本の空母建造枠は81.000トンと定められていたが、日本海軍は4隻の空母を保有した結果、残り12.630トンとなってしまった。 そこで、日本海軍は「[[鳳翔]]」を廃艦とすることで8370トンを加算。21000トンの新造枠を確保し、1万トン級の中型空母2隻を建造することにした。 当初の案では、15.5センチ砲を搭載した航空巡洋艦的な艦として設計が進んでいた。 基本計画番号G8と呼ばれたこの案は、一旦は採用されるかに見えたが、友鶴事件の発生により設計変更を余儀なくされた。 再設計の結果、蒼龍は全通式甲板をもつ通常の空母として、1934年11月20日、呉工廠で起工された。 しかし工事の途中に第四艦隊事件が発生。蒼龍は船体を輪切りにされ、船体強度の点検を受ける羽目になる。 工事は1937年12月29日に完成。「[[蒼龍]]」は右舷に島型艦橋を持つ、中型空母として誕生した。 [[赤城]]、[[加賀]]の運用データを生かした設計と、運用に不可欠な各種装備。艦爆によって敵艦隊を攻撃するという明確な運用方針。 蒼龍は日本が初めて生み出した、本格的航空母艦と言って差支えがない出来だった。また、35ノットの速力も日本海軍最速であった。 蒼龍は妹・「[[飛龍]]」と共に第二航空戦隊を編成。第二艦隊に所属した。 1941年3月、蒼龍は駆逐艦「夕月」と衝突。蒼龍の艦首が夕月の左舷中央部に乗り上げる事態となったが、両艦とも無事だった。 10月には第一航空艦隊に編入。日米開戦に向けた準備が始まった。 11月に26日、蒼龍は北海道択捉島の単冠湾を出港。ハワイへ向かった。 真珠湾攻撃に際し、航続距離の低い二航戦(と赤城)は参加を危ぶまれたが、二航戦司令山口多聞が燃料入りドラム缶を大量に搬入したため、参加を許されたという。 12月8日、機動部隊は真珠湾を奇襲。大戦果を挙げる。第二次攻撃の際、蒼龍飛行隊長は米空母の捜索・撃滅を進言したが、南雲司令は受け入れなかった。 この後、蒼龍は機動部隊と共に各地を転戦。ウェーク島攻撃、ポートダーウィン攻撃などに従事した。 1942年4月には、セイロン島沖海戦に参加。蒼龍艦爆隊は、爆弾命中率78%というとんでもない数字をたたき出している(10%前後が普通である)。 #ref(Soryu2.jpg) 1942年6月5日、運命のミッドウェー海戦を迎える。 蒼龍は800kg爆弾を搭載した、九七艦攻をミッドウェー島攻撃部隊として送り出している。 この後蒼龍は、兵装転換の混乱を突かれ、米機の空襲を受けることとなる。 米機はまず雷撃機が襲来。蒼龍は回避行動をとり、この時点での被害はなかった。 しかし、直掩隊が低空の雷撃機に集中した際、米艦爆隊の攻撃を許してしまう。 爆弾三発が各エレベーター付近に直撃。甲板を貫通し、格納庫上段で2発、格納庫下段で1発が炸裂した。 この時、格納庫内には第二次攻撃隊の九九艦爆と、兵装転換で外された爆弾がそこかしこに転がっていたという。 艦爆と爆弾は次々と誘爆。蒼龍は深刻な損害を受け、ダメージは機関部にも及んだという。 被弾から15分後の午前7時45分、総員退艦が発せられた。司令部は蒼龍の退避と復旧を命じたが、どうしようもなかった。 午後3時2分、生存者は駆逐艦[[磯風]]、[[浜風]]に収容された。 艦長は乗員隊の懇願を振り切り、「蒼龍万歳!」と叫びながら、一人燃え盛る艦橋へ飛び込んでいったという。 この1時間後の午後4時13分ごろ、蒼龍は海中へと没した。 なお、蒼龍はミッドウェー海戦で後に艦爆彗星となる十三試偵を搭載し、発艦させている。 同機は蒼龍沈没後[[飛龍]]に着艦。米機動部隊に関する有益な情報をもたらすも、飛龍と共に沈んでしまっている。 また、余談ではあるが蒼龍という名は大日本帝国海軍では既に内海用御召船で使われている(ただし読みは「ソウリュウ」ではなく「ソウリョウ」と読んだようである)。 この名を持つ日本海軍の艦船としては2隻目だが初代とのつながりはない。また、蒼龍の艦名は海上自衛隊のそうりゅう型潜水艦の1番艦「そうりゅう」に引き継がれた。 ---- |>|>|艦歴| |発注|>|第二次海軍軍備補充計画| |命名|1935年11月01日|蒼龍型航空母艦“蒼龍”と命名| |起工|1934年11月20日|於呉海軍工廠| |進水|1935年12月23日|| |竣工|1937年12月29日|第二航空戦隊へ編入| ||1938年09月25日|広東攻略作戦に参加| ||1941年12月08日|ハワイ真珠湾攻撃を実施| ||1941年12月21日|第二次ウェーク島攻略作戦に参加| ||1942年01月23日|アンボン攻略作戦に参加| ||1942年02月15日|オーストラリア・ダーウィン攻撃作戦に参加| ||1942年04月05日|インド洋作戦(セイロン沖海戦)に参加| |沈没|1942年06月05日|ミッドウェー海戦に参加。米艦載機による急降下爆撃による弾薬の誘爆及び機関部の破壊により沈没| |除籍|1942年09月10日|| ---- *台詞一覧 ---- |状況|台詞|関連する史実や元ネタ、解説など| |自己紹介| 航空母艦、蒼龍です。空母機動艦隊を編成するなら、私もぜひ入れてね!|| |秘書クリック会話①|え、何ですか?|| |秘書クリック会話②|えーっとあの、九九艦爆がはみ出ちゃうから|COLOR(white):意味深である| |秘書クリック会話③|すみません、あまり艦を揺らされますと発着艦訓練に支障が出るから…|| |戦績表示時|提督、電文が届いています|| |編成選択時|わが機動艦隊、出撃します|自己紹介やMVPセリフなどから見るに、どうも蒼龍の属した第一航空艦隊とその俗称である南雲機動部隊の名称がごっちゃになっているようである| |装備時①|ありがとう。これで飛龍には負けません|言うまでもなく飛龍は同じ二航戦の僚艦である。| |装備時②|うれしいな。これならバッチリ戦えます|| |装備時③|うれしいな|| |>|>|(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)| |ドック入り|ごめんなさい、ちょっとお化粧直します|| |ドック入り(重傷)|う~ん…自慢の飛行甲板が…。ちょっと入院しますね…|| |建造時|艦隊に新しい戦力が加わったみたい|| |艦隊帰投時|艦隊が母港に帰投しました|| |出撃時|艦載機の練度もバッチリです。戦果を期待してください|セイロン島沖海戦の大戦果を指すか| |戦闘開始時|そうね、大物を狙って行きましょう|| |航空戦開始時|攻撃隊、発艦始め!|| |攻撃・野戦開始時①|対空見張りも厳として、よろしくね|本来の言い回しは「○○を厳となせ」| |攻撃・夜戦開始時②|そろそろ反撃よ。全艦載機、発進!|| |MVP時|第一機動艦隊の栄光、揺るぎません!|| |被弾小破①|やだ!?やだやだ!?|| |被弾小破②|飛行甲板に被弾!?やだ!誘爆しちゃう!|蒼龍の沈没原因は急降下爆撃による飛行甲板の被弾と、兵装転換用の弾薬の誘爆によるものから| |被弾カットイン|なんでまた甲板に被弾なのよ~!痛いじゃない!|先述の通り飛行甲板に被弾している| |撃沈時(反転)|COLOR(white):飛行甲板の火、消えないね…。ごめん…|COLOR(white):火災は一度は収まったがその直後再び爆発を起こし、遂に沈没した| ---- *コメント 最新の30コメントを表示しています。 #comment_num2(num=30,disableurl,log=蒼龍改二/コメント) ---- *タグクラウド #tag_cloud(sort=num) ---- *関連ページ #related(sort=timestamp) ---- ▼wikiレンタル代価広告

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