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*ゲーム内情報
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図鑑紹介
対潜兵装です。
いわゆるパッシブソナーです。性能は残念ながら、あまり良く
ありません。
でも、あるとないとでは大違い!対潜作戦のお供に、ぜひどう
ぞ!
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もっとも基本的なソナー。これと[[九四式爆雷投射機]]があれば、シナジー効果もあるため、序盤の対潜は十二分にこなせる。やはり開発レシピは軽いので、デイリーついでに回せば十分な数はそろう。
なお、図鑑の仕様上、潜水艦の装備については書かれていないが、潜水艦にも装備できる。ただし、潜水艦には対潜攻撃能力がないのは命中アップの恩恵のみ。
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*史実情報
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パッシブソナーというのは、スクリュー音を聴き取ることで相手のいる方向を知るための装置である。[[三式水中探信儀]]のようなこちらから音波を出すアクティブソナーと違って彼我の距離を測定することはできないが、相手に調査していることがばれにくいというメリットもある。そのため、軍艦にはこのパッシブソナーとアクティブソナーの両方を装備していることが普通。特に隠密性が必要な潜水艦の場合はパッシブソナーの方を主に使う。
聴音機の使い方は単純で、耳を澄ましながら聞きたい方向に向かってハンドルを操作するだけ。そして、相手の方向を探知したら、2隻で聴音して三角測量で距離を測定する(もちろん、アクティブソナーが使える状況ならそれも使う)。聞く音は主に敵艦艇の推進音だが、商船(民間船)と小型軍艦、大型軍艦では推進音が全然違うため慣れれば音だけで艦種がわかる人もいるらしい。聴音機の性能次第では時々クジラの鳴き声、さらに潜水艦の中にいる人の会話まで聞こえる。もちろん、爆雷攻撃を始めたら聴音機は止めなければならない。ソナー員の耳に障害が残るほどの大音響が響き渡るし、第一聴音機自体が壊れてしまう。
パッシブソナーから逃れる方法はただ一つ。こちらから音を出さないことである。つまり、機関を停止して、慣性と潮流に任せて航行すれば探知されなくなる。この方法で切り抜けたのが、ミッドウェー海戦時の[[伊168]]である。ちなみに、現代の海上自衛隊もこれが異常に得意らしい。
さて、九三式水中聴音機だが、これは日本海軍初の本格的量産型水中聴音機で、輸入したドイツの保式水中聴音機を国産化したものであった。また、もともと潜水艦用の聴音機として開発されていたため、[[朝潮]]型以前の駆逐艦には聴音機や探信儀(アクティブソナー)を竣工時に装備していなかった((後に初のアクティブソナーである九三式探信儀を装備するが、性能は完全に不足しいた。))。では、どうして潜水艦を発見していたかというと、潜望鏡や魚雷の雷跡を頼りに目視で発見していたのである。しかし、水上艦から波間の潜望鏡などを発見するのは昼でも困難だった。当然、夜に潜航する潜水艦を先に発見するのはほぼ不可能であり、魚雷が命中して爆発する僚艦によって敵潜水艦の存在に気付くといった事態も多かった。このことが『艦これ』で夜戦の対潜攻撃力が激減する根拠となっている。
性能は、九三式聴音機の探知距離は自艦速力8ktの陽炎の場合、約3200m程である。しかし、速度が12ktくらいになると自艦の推進音が邪魔で聴音がほぼ困難になるという欠点があり、このときの探知距離は約1400mと距離が激減している。もっとも、開発当時の性能としてはどの国も同じようなものであり、決して性能の悪いものではなかった((電探などと同様、次代の開発が遅れに遅れていたのが、最大の問題点。後継である「四式水中聴音機」の完成は1944年。戦局はどうしようもなく悪化していた時期である。))。
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|~|>|対潜:+6|>|命中:+1|
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|~|BGCOLOR(cyan):駆逐|BGCOLOR(cyan):軽巡|重巡|戦艦|
|~|軽母|空母|水母|航戦|
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図鑑紹介
対潜兵装です。
いわゆるパッシブソナーです。性能は残念ながら、あまり良く
ありません。
でも、あるとないとでは大違い!対潜作戦のお供に、ぜひどう
ぞ!
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もっとも基本的なソナー。これと[[九四式爆雷投射機]]があれば、シナジー効果もあるため、序盤の対潜は十二分にこなせる。やはり開発レシピは軽いので、デイリーついでに回せば十分な数はそろう。
なお、図鑑の仕様上、潜水艦の装備については書かれていないが、潜水艦にも装備できる。ただし、潜水艦には対潜攻撃能力がないので命中アップの恩恵のみ。改造済みの潜水艦の場合、カットインを捨ててまで装備する価値はないが、改造前なら一考の余地あり……かもしれない。
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*史実情報
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パッシブソナーというのは、スクリュー音を聴き取ることで相手のいる方向を知るための装置である。[[三式水中探信儀]]のようなこちらから音波を出すアクティブソナーと違って彼我の距離を測定することはできないが、調査していることが相手にばれにくいというメリットもある。そのため、軍艦にはこのパッシブソナーとアクティブソナーの両方を装備していることが普通。特に隠密性が必要な潜水艦の場合はパッシブソナーの方を主に使う。
聴音機の使い方は単純で、耳を澄ましながら聞きたい方向に向かってハンドルを操作するだけ。そして、相手の方向を探知したら、2隻で聴音して三角測量で距離を測定する(もちろん、アクティブソナーが使える状況ならそれも使う)。聞く音は主に敵艦艇の推進音だが、商船(民間船)と小型軍艦、大型軍艦では推進音が全然違うため慣れれば音だけで艦種がわかる人もいるらしい。聴音機の性能次第では時々クジラの鳴き声、さらに潜水艦の中にいる人の会話まで聞こえる。もちろん、爆雷攻撃を始めたら聴音機は止めなければならない。ソナー員の耳に障害が残るほどの大音響が響き渡るし、第一聴音機自体が壊れてしまう。
パッシブソナーから逃れる方法はただ一つ。こちらから音を出さないことである。つまり、機関を停止して、慣性と潮流に任せて航行すれば探知されなくなる。この方法で切り抜けたのが、ミッドウェー海戦時の[[伊168]]である。ちなみに、現代の海上自衛隊もこれが異常に得意らしい。
さて、九三式水中聴音機だが、これは日本海軍初の本格的量産型水中聴音機で、輸入したドイツの保式水中聴音機を国産化したものであった。また、もともと潜水艦用の聴音機として開発されていたため、[[朝潮]]型以前の駆逐艦には聴音機や探信儀(アクティブソナー)を竣工時に装備していなかった((後に初のアクティブソナーである九三式探信儀を装備するが、性能は完全に不足しいた。))。では、どうして潜水艦を発見していたかというと、潜望鏡や魚雷の雷跡を頼りに目視で発見していたのである。しかし、水上艦から波間の潜望鏡などを発見するのは昼でも困難だった。当然、夜に潜航する潜水艦を先に発見するのはほぼ不可能であり、魚雷が命中して爆発する僚艦によって敵潜水艦の存在に気付くといった事態も多かった。このことが『艦これ』で夜戦の対潜攻撃力が激減する根拠となっている。
性能は、九三式聴音機の探知距離は自艦速力8ktの陽炎の場合、約3200m程である。しかし、速度が12ktくらいになると自艦の推進音が邪魔で聴音がほぼ困難になるという欠点があり、このときの探知距離は約1400mと距離が激減している。もっとも、開発当時の性能としてはどの国も同じようなものであり、決して性能の悪いものではなかった((電探などと同様、次代の開発が遅れに遅れていたのが、最大の問題点。後継である「四式水中聴音機」の完成は1944年。戦局はどうしようもなく悪化していた時期である。))。
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