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「吹雪」(2014/12/09 (火) 11:42:55) の最新版変更点
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#image(No011.jpg)
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&autolink(id=wikibody)
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*CV
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上坂すみれ
*Illustrator
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*史実情報
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#ref(Fubuki.jpg)
1922年に締結されたワシントン条約。
これにより、日本は軍艦保有量に大幅な制限を受けることになる。
その比率は 日本:米英=6:10
これは、6割の力しか出せない日本主力艦隊で、10割の米英主力艦隊を撃滅しなければならないことを意味している。
当然、10:10でも勝てるか運次第の米英相手には、日本は圧倒的に不利。例え海軍が猛練習したところで、開きすぎた戦力差は覆らないのである。(だいたい[[陸奥]]のせい)
そこで日本は、制限を受けない「軽巡洋艦以下の補助艦艇」、つまり駆逐艦に活路を見いだした。
「駆逐艦を使って迅速に水雷攻撃を行い、敵艦の反撃を受ける前に撃沈させ、少しでも戦力差を縮め主力艦隊と対等に戦えるようにする」というのがねらいである。
そのため、まず日本は手始めに「峯風型駆逐艦」の拡大型である「睦月型駆逐艦」を建造後、新たに対米思想の元で駆逐艦を生み出すことになった。
これが、日本が世界を驚かせた「特型駆逐艦」の誕生である。
図鑑紹介の通り、ワシントン条約下で設計され、量産が可能で、良好な航海性能、且つ重武装を搭載した「特型駆逐艦」の出現は、他の諸外国を驚嘆させるに至った。
また、欧米からは劣悪と呼ばれたものの、それまでの帝国海軍駆逐艦よりもずっと良好な居住性も特筆される。
本型の建造期間は長く、特型駆逐艦と一口に言っても更に3つに分かれており、計24隻が建造された。
おおまかに「特Ⅰ型駆逐艦」通称「吹雪型」。続いて「特Ⅱ型駆逐艦」通称「綾波型」。最後に「特Ⅲ型駆逐艦」通称「暁型」に分けることが出来る。
太平洋戦争では半ば旧式化した感は否めず、酸素魚雷も搭載していなかったものの、その航海性能の良さが認められ、太平洋を縦横無尽に駆け回った。
多くの艦が前線に駆り出され、輸送任務に励み、護衛任務を全うし、敵の襲来にも果敢に応戦し、そして相次いで散っていった。
そんな優秀にして薄幸の特型駆逐艦、その1番艦に就役したのが「[[吹雪]]」である。
「[[吹雪]]」の生まれは舞鶴工作部、1928年8月10日に竣工した。建造中は「第三十五号駆逐艦」という名称で、8月1日に「[[吹雪]]」と改称された。
太平洋戦争開戦時までは、主に中国方面で活動した。1941年12月には、マレー半島上陸船団護衛、ボルネオ島攻略戦、クチン攻略作戦船団護衛に従事。
1942年1月にはエンドウ沖海戦に参加。
3月のバタビア沖海戦においては哨戒中の「[[吹雪]]」が真っ先に敵艦隊を発見し、敵艦隊を追跡しながら状況を逐一打電。
味方主力が駆けつけるまでの間、煙幕を焚きながらただ一隻で敵艦隊と渡り合った。
さらに引き続き北部スマトラ掃蕩作戦、4月ベンガル湾機動戦と休む暇無く敵と交戦。
呉に帰投した後、6月のミッドウェー海戦では主力部隊に加わった。8月以降はガダルカナル島への輸送作戦に5回参加した。
1942年10月11日、第6戦隊の重巡3隻とともにブーゲンビル島ショートランドを出撃し、ガダルカナル島砲撃に向かいサボ島沖海戦に参加した。
米巡洋艦隊の夜間レーダー射撃により、真っ先に旗艦「[[青葉]]」が大破、「[[古鷹]]」は旗艦の[[青葉]]を守ろうと盾になって撤退を支援。
そんな感動的光景を尻目に、「[[吹雪]]」は敵艦隊に最も近づいており、「[[青葉]]」の発した識別信号に従い自身も識別灯を点けたのが命取りとなった。
距離わずか1500メートルで米艦隊全艦から集中砲火を浴び、瞬く間に破壊し尽くされた(だいたい[[青葉]]のせい)。
21時53分弾薬庫誘爆により爆沈。生存者は泳いでガダルカナル島を目指したものの、海岸に辿り着いたところで運悪く敵機に見つかり、機銃掃射を浴びて大半が戦死した。
山下艦長以下220名が戦死、生存者は僅か8名であった。
1942年11月15日除籍。「アイアンボトム・サウンド」に眠る多数の艦艇の1隻。この海域に眠る同型艦は、他に「[[綾波]]」「[[暁]]」がいる。
|>|>|艦歴|
|発注|>|大正12年度艦艇補充計画第35号級駆逐艦|
|起工|1926年06月19日|於舞鶴工作部|
|進水|1927年11月15日|“第三十五号駆逐艦”と命名|
|命名|1928年08月01日|特型駆逐艦1番艦 吹雪型“&bold(){吹雪}”と改名|
|就役|1928年08月10日|姉妹艦“[[白雪]]”と共に第11駆逐隊へ編入|
||1930年10月31日|第20駆逐隊へ編入|
||1936年12月01日|第11駆逐隊へ編入。僚艦は“[[白雪]]”“[[初雪]]”|
||1937年|中国方面で活動|
||1941年12月08日|マレー作戦に同行|
||1941年12月17日|ボルネオ攻略作戦に参加|
||1941年12月24日|クチン攻略作戦を支援|
||1942年01月27日|エンドウ沖海戦に参加|
||1942年03月01日|バタビヤ沖海戦に参加|
||1942年04月01日|ベンガル湾機動戦に参加|
||1942年06月01日|ミッドウェー沖海戦に参加|
||1942年08月|ガダルカナル島輸送作戦に従事|
|沈没|1942年10月11日|サボ島沖海戦にて米艦の集中砲火を受け爆沈|
|除籍|1942年11月15日||
*台詞一覧
|状況 |台詞|関連する史実や元ネタ、解説など|
|自己紹介|はじめまして!吹雪です!よろしくお願いいたします| |
|秘書クリック会話①|お疲れ様です!司令官!||
|秘書クリック会話②|次は、何をすればよろしいですか?||
|秘書クリック会話③|し、司令官…?||
|戦績表示時|司令官、連絡が届きました||
|編成選択時|私がやっつけちゃうんだから!||
|装備時①|ありがとうございます!もっと頑張りますね!||
|装備時②|司令官の為に、私、頑張ります!||
|装備時③|やりました!||
|>|>|(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)|
|ドック入り|ちょっとだけ、お休みします||
|ドック入り(重傷)|すみません、司令官、おやすみなさい…||
|建造時|あ!新しい仲間が来たみたいですよ?||
|艦隊帰投時|作戦が完了したようですね||
|出撃時|皆!準備はいい?||
|戦闘開始時|いっけー!||
|攻撃時|当たってぇ!||
|夜戦開始時|酸素魚雷、一斉発射よ!|と、言っているのだが、実は吹雪型には酸素魚雷が搭載されていない|
|夜戦攻撃時|お願い!当たって下さぁい!||
|MVP時|私、やりました!司令官のお陰です!||
|被弾小破①|きゃあっ!?||
|被弾小破①|はぅん!?||
|被弾カットイン|そんなぁ!ダメれすぅ!||
|撃沈時(反転)|COLOR(white):いやぁ…嫌だよぉ…!||
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*コメント
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*CV
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上坂すみれ
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*Illustrator
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しばふ
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*史実情報
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1922年に締結されたワシントン条約。
これにより、日本は軍艦保有量に大幅な制限を受けることになる。
その比率は 日本:米英=6:10
これは、6割の力しか出せない日本主力艦隊で、10割の米英主力艦隊を撃滅しなければならないことを意味している。
当然、10:10でも勝てるか運次第の米英相手には、日本は圧倒的に不利。例え海軍が猛練習したところで、開きすぎた戦力差は覆らないのである。(だいたい[[陸奥]]のせい)
そこで日本は、制限を受けない「軽巡洋艦以下の補助艦艇」、つまり駆逐艦に活路を見いだした。
「駆逐艦を使って迅速に水雷攻撃を行い、敵艦の反撃を受ける前に撃沈させ、少しでも戦力差を縮め主力艦隊と対等に戦えるようにする」というのがねらいである。
そのため、まず日本は手始めに「峯風型駆逐艦」の拡大型である「睦月型駆逐艦」を建造後、新たに対米思想の元で駆逐艦を生み出すことになった。
これが、日本が世界を驚かせた「特型駆逐艦」の誕生である。
図鑑紹介の通り、ワシントン条約下で設計され、量産が可能で、良好な航海性能、且つ重武装を搭載した「特型駆逐艦」の出現は、他の諸外国を驚嘆させるに至った。
また、欧米からは劣悪と呼ばれたものの、それまでの帝国海軍駆逐艦よりもずっと良好な居住性も特筆される。
本型の建造期間は長く、特型駆逐艦と一口に言っても更に3つに分かれており、計24隻が建造された。
おおまかに「特Ⅰ型駆逐艦」通称「吹雪型」。続いて「特Ⅱ型駆逐艦」通称「綾波型」。最後に「特Ⅲ型駆逐艦」通称「暁型」に分けることが出来る。
太平洋戦争では半ば旧式化した感は否めず、酸素魚雷も搭載していなかったものの、その航海性能の良さが認められ、太平洋を縦横無尽に駆け回った。
多くの艦が前線に駆り出され、輸送任務に励み、護衛任務を全うし、敵の襲来にも果敢に応戦し、そして相次いで散っていった。
そんな優秀にして薄幸の特型駆逐艦、その1番艦に就役したのが「[[吹雪]]」である。
「[[吹雪]]」の生まれは舞鶴工作部、1928年8月10日に竣工した。建造中は「第三十五号駆逐艦」という名称で、8月1日に「[[吹雪]]」と改称された。
太平洋戦争開戦時までは、主に中国方面で活動した。1941年12月には、マレー半島上陸船団護衛、ボルネオ島攻略戦、クチン攻略作戦船団護衛に従事。
1942年1月にはエンドウ沖海戦に参加。
3月のバタビア沖海戦においては哨戒中の「[[吹雪]]」が真っ先に敵艦隊を発見し、敵艦隊を追跡しながら状況を逐一打電。
味方主力が駆けつけるまでの間、煙幕を焚きながらただ一隻で敵艦隊と渡り合った。
さらに引き続き北部スマトラ掃蕩作戦、4月ベンガル湾機動戦と休む暇無く敵と交戦。
呉に帰投した後、6月のミッドウェー海戦では主力部隊に加わった。8月以降はガダルカナル島への輸送作戦に5回参加した。
1942年10月11日、第6戦隊の重巡3隻とともにブーゲンビル島ショートランドを出撃し、ガダルカナル島砲撃に向かいサボ島沖海戦に参加した。
米巡洋艦隊の夜間レーダー射撃により、真っ先に旗艦「[[青葉]]」が大破、「[[古鷹]]」は旗艦の[[青葉]]を守ろうと盾になって撤退を支援。
そんな感動的光景を尻目に、「[[吹雪]]」は敵艦隊に最も近づいており、「[[青葉]]」の発した識別信号に従い自身も識別灯を点けたのが命取りとなった。
距離わずか1500メートルで米艦隊全艦から集中砲火を浴び、瞬く間に破壊し尽くされた(だいたい[[青葉]]のせい)。
21時53分弾薬庫誘爆により爆沈。生存者は泳いでガダルカナル島を目指したものの、海岸に辿り着いたところで運悪く敵機に見つかり、機銃掃射を浴びて大半が戦死した。
山下艦長以下220名が戦死、生存者は僅か8名であった。
1942年11月15日除籍。「アイアンボトム・サウンド」に眠る多数の艦艇の1隻。この海域に眠る同型艦は、他に「[[綾波]]」「[[暁]]」がいる。
|>|>|艦歴|
|発注|>|大正12年度艦艇補充計画第35号級駆逐艦|
|起工|1926年06月19日|於舞鶴工作部|
|進水|1927年11月15日|“第三十五号駆逐艦”と命名|
|命名|1928年08月01日|特型駆逐艦1番艦 吹雪型“&bold(){吹雪}”と改名|
|就役|1928年08月10日|姉妹艦“[[白雪]]”と共に第11駆逐隊へ編入|
||1930年10月31日|第20駆逐隊へ編入|
||1936年12月01日|第11駆逐隊へ編入。僚艦は“[[白雪]]”“[[初雪]]”|
||1937年|中国方面で活動|
||1941年12月08日|マレー作戦に同行|
||1941年12月17日|ボルネオ攻略作戦に参加|
||1941年12月24日|クチン攻略作戦を支援|
||1942年01月27日|エンドウ沖海戦に参加|
||1942年03月01日|バタビヤ沖海戦に参加|
||1942年04月01日|ベンガル湾機動戦に参加|
||1942年06月01日|ミッドウェー沖海戦に参加|
||1942年08月|ガダルカナル島輸送作戦に従事|
|沈没|1942年10月11日|サボ島沖海戦にて米艦の集中砲火を受け爆沈|
|除籍|1942年11月15日||
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*台詞一覧
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|状況 |台詞|関連する史実や元ネタ、解説など|
|自己紹介|はじめまして!吹雪です!よろしくお願いいたします| |
|秘書クリック会話①|お疲れ様です!司令官!||
|秘書クリック会話②|次は、何をすればよろしいですか?||
|秘書クリック会話③|し、司令官…?||
|戦績表示時|司令官、連絡が届きました||
|編成選択時|私がやっつけちゃうんだから!||
|装備時①|ありがとうございます!もっと頑張りますね!||
|装備時②|司令官の為に、私、頑張ります!||
|装備時③|やりました!||
|>|>|(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)|
|ドック入り|ちょっとだけ、お休みします||
|ドック入り(重傷)|すみません、司令官、おやすみなさい…||
|建造時|あ!新しい仲間が来たみたいですよ?||
|艦隊帰投時|作戦が完了したようですね||
|出撃時|皆!準備はいい?||
|戦闘開始時|いっけー!||
|攻撃時|当たってぇ!||
|夜戦開始時|酸素魚雷、一斉発射よ!|と、言っているのだが、実は吹雪型には酸素魚雷が搭載されていない|
|夜戦攻撃時|お願い!当たって下さぁい!||
|MVP時|私、やりました!司令官のお陰です!||
|被弾小破①|きゃあっ!?||
|被弾小破①|はぅん!?||
|被弾カットイン|そんなぁ!ダメれすぅ!||
|撃沈時(反転)|COLOR(white):いやぁ…嫌だよぉ…!||
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*同型艦
吹雪型(特I型)
&bold(){吹雪} ― [[白雪]] ― [[初雪]] ― [[深雪]] ― [[叢雲]] ― 東雲 ― 薄雲 ― 白雲 ― [[磯波]] ― 浦波
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*コメント
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