満潮

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#image(No087.jpg) #contents() &autolink(id=wikibody) ---- *CV ---- 宮川若菜 ---- *Illustrator ---- ??? --- *史実情報 ---- #image(Michishio.jpg) 1937年10月、大阪の藤永田造船所にて竣工した朝潮型3番艦。 就役後は姉妹艦[[朝潮]]、[[大潮]]と第25駆逐隊を組成していた。後にこの駆逐隊には4番艦の[[荒潮]]も参加する。 満潮の初陣は太平洋戦争ではなく日華事変であり、1937年11月から12月に華中方面で作戦行動に従事。その後佐世保 に帰投するが、そこで兼ねてから指摘されていた朝潮型特有の問題であるタービン翼の共振による破損現象の是正工事 が行われた。 太平洋戦争開戦時、第25駆逐隊は第8駆逐隊と改称し、第2水雷戦隊に配属。マレー第一次上陸作戦、リンガエン湾上陸作戦 アンボン、マカッサル攻略の諸作戦に従事する。余談だが、開戦時の同駆逐隊司令は、後の信濃艦長である阿部俊雄。 1942年2月、バリ島沖にて米英蘭の連合国艦隊と第8駆逐隊が戦火を交えたバリ島沖海戦にて、満潮は荒潮とともに潜水艦の 攻撃で損傷した輸送船の護衛のためマカッサルへ向かっていたが、連合国艦隊に捕捉され、戦端を開いた僚艦の朝潮、大潮 を救助するため荒潮とともにバリ島へ駆けつけた。 満潮と荒潮はその途上では不運なことに米駆逐艦スチュワート、ジョン・D・エドワーズの2隻と遭遇し、砲撃戦に入る。 相手は旧式のフラッシュデッカー型駆逐艦2隻であり、最新鋭の艦隊型駆逐艦2隻にとっては相手に不足があると思われたが 何が起こるかわからないもので、ここで満潮はこの2隻からの命中弾を多数受けて航行不能となる。 そしてそのまま荒潮に曳航されてマカッサルへ帰投することとなった。おまけとばかりに曳航中に米陸軍のB-17爆撃機が 満潮目掛けて爆弾を投下し、さらに傷が開き、大破状態となったのも付け足しておく。 マカッサルにて応急修理を受けた満潮は、姉妹と離れて本土へ帰還し、横須賀海軍工廠で本格的な修理が施されることとなった。 余談だが、この時満潮を大破まで持ち込んだ米駆逐艦スチュワートは、その後スラバヤ軍港の浮きドックに入渠し、バリ島沖海戦 の傷を癒していたのだが、日本軍に鹵獲され、第102号哨戒艇の名前で日本海軍に編入され、終戦まで船団護衛などで活躍している。 恐らく第102号哨戒艇と満潮も、どこかの港で思いがけない再開を果たしているだろう。 1942年10月に第8駆逐隊に復帰した満潮はガダルカナル島輸送作戦に2回従事したが、11月13日にショートランド泊地にて 米艦載機と海兵隊機の混成部隊の空襲により中破するに至った。大した作戦行動を行わないまま、たった1ヶ月で満潮はまた 本土へ修理のため帰還することとなってしまったのである。 なお、満潮は中破しなければそのまま第3次ソロモン海戦に参加していたこととなる。 再び横須賀海軍工廠に入渠した満潮だが、修理はおりからの資材不足のためか先の修理よりも長引き、翌年11月までほぼ1年 かかることとなってしまった。 そして、この修理こそが満潮と他の第8駆逐隊の姉妹の命運を分けたのである。 [[大潮]]は1943年2月マヌス島沖にて米潜水艦SS-218アルバコアの攻撃を受けて沈没。[[朝潮]]、[[荒潮]]は1943年3月のビスマルク 海海戦で米豪陸軍機の空襲により沈没と、満潮入渠中に立て続けに沈没していたのである。 解隊された第8駆逐隊でただ一人生きながらえた満潮は第24駆逐隊に編入。トラック方面を中心に輸送作戦や大型艦の護送任務 に従事したのである。 ただし第24駆逐隊での活躍も長くなく、1943年3月には同駆逐隊が沈没艦多数によって解隊される。行き場を失った満潮は 第4駆逐隊に編入され、旗艦となる。第4駆逐隊は[[野分]]、[[山雲]]、満潮、[[朝雲]]で構成された朝潮型・陽炎型の混成部隊であった。 6月のマリアナ沖海戦では第3航空戦隊の護衛に従事することとなった。 そして運命のレイテ沖海戦。満潮は西村祥治提督の第一遊撃部隊第三部隊に所属し、1944年10月25日夜間にスリガオ海峡への突入を 図ったが、米軍の魚雷艇と駆逐艦隊による待ち伏せにより[[扶桑]]が爆沈。これに続く駆逐艦マグダーマットの雷撃で損傷した 満潮は米駆逐艦ハッチンスの追撃にて爆沈。第4駆逐隊司令高橋亀四郎大佐ら230名が死亡。救助されたのは艦長を含む若干名であった。 満潮のどこかスレて、自分を卑下した性格は、第8駆逐隊の僚艦を見とれずに死に損なった身を恨み、そしてまたスリガオの激戦で 悲壮な最期を遂げた故のものなのかもしれない。 ---- *台詞一覧 ---- &table_color(table1,#ddd){} |~状況 |~台詞 |~関連する史実や元ネタ、解説など| |自己紹介|満潮よ。私なんでこんな部隊に配属されたのかしら。| | |秘書クリック会話①|うるさいわねぇ|| |秘書クリック会話②|なにそれ、意味分かんない|| |秘書クリック会話③|で、なに?|| |戦績表示時|司令官にお知らせ|| |編成選択時|満潮、出るわ|| |装備時①|ああそうね、私じゃ力不足ってことね!|| |装備時②|な、なによ、私に恩を着せたつもり?|| |装備時③|まだまだね|| |>|>|(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)| |補給時|ふん!どうも……ありがとう。|| |ドック入り|こんなの、ドック入りにはまだ早いわ|| |ドック入り(重傷)|私の修理中に艦隊全滅とか、やめてよね|修理中に第八駆逐隊は相次いで沈没、満潮は一人ぼっちとなった| |建造時|新しい艦が出来たって。見れば?|| |艦隊帰投時|艦隊が戻ったわ|| |出撃時|わたしが出なきゃ話にならないじゃない|| |戦闘開始時|うざいのよ!|| |攻撃時|打つわ|| |夜戦開始時|馬鹿ね、その先にあるのは地獄よ|満潮はスリガオで本物の地獄を見ている| |夜戦攻撃時|手応えの無い子|| |MVP時|つまらない戦略立てないでよね、ふんっ!|| |被弾小破①|ああっ!|| |被弾小破②||| |被弾カットイン|面白いことしてくれたじゃない、倍返しよ!|| |撃沈時(反転)|COLOR(white):こ、こんな…ところで…|| &table_color(table2,#ddd){} |~時間|~台詞|~関連する史実や元ネタ、解説など| |放置時|出るんなら出る、出ないんなら出ない、はっきりしなさいよ!ったく…|| ---- *同型艦 [[朝潮]] ― [[大潮]] ― &bold(){満潮} ― [[荒潮]] ― 山雲 ― 夏雲 ― [[朝雲]] ― 峯雲 ― [[霞]] ― [[霰]] ---- *コメント 最新の30コメントを表示しています。 #comment_num2(num=30,disableurl,log=満潮/コメント) ---- *タグクラウド #tag_cloud(sort=num) ---- *関連ページ #related(sort=timestamp) ---- ▼wikiレンタル代価広告
#image(No087.jpg) #contents() &autolink(id=wikibody) ---- *CV ---- 宮川若菜 ---- *Illustrator ---- ??? ---- *史実情報 ---- #image(Michishio.jpg) 1937年10月、大阪の藤永田造船所にて竣工した朝潮型3番艦。 就役後は姉妹艦[[朝潮]]、[[大潮]]と第25駆逐隊を組成していた。後にこの駆逐隊には4番艦の[[荒潮]]も参加する。 満潮の初陣は太平洋戦争ではなく日華事変であり、1937年11月から12月に華中方面で作戦行動に従事。その後佐世保 に帰投するが、そこで兼ねてから指摘されていた朝潮型特有の問題であるタービン翼の共振による破損現象の是正工事 が行われた。 太平洋戦争開戦時、第25駆逐隊は第8駆逐隊と改称し、第2水雷戦隊に配属。マレー第一次上陸作戦、リンガエン湾上陸作戦 アンボン、マカッサル攻略の諸作戦に従事する。余談だが、開戦時の同駆逐隊司令は、後の信濃艦長である阿部俊雄。 1942年2月、バリ島沖にて米英蘭の連合国艦隊と第8駆逐隊が戦火を交えたバリ島沖海戦にて、満潮は荒潮とともに潜水艦の 攻撃で損傷した輸送船の護衛のためマカッサルへ向かっていたが、連合国艦隊に捕捉され、戦端を開いた僚艦の朝潮、大潮 を救助するため荒潮とともにバリ島へ駆けつけた。 満潮と荒潮はその途上では不運なことに米駆逐艦スチュワート、ジョン・D・エドワーズの2隻と遭遇し、砲撃戦に入る。 相手は旧式のフラッシュデッカー型駆逐艦2隻であり、最新鋭の艦隊型駆逐艦2隻にとっては相手に不足があると思われたが 何が起こるかわからないもので、ここで満潮はこの2隻からの命中弾を多数受けて航行不能となる。 そしてそのまま荒潮に曳航されてマカッサルへ帰投することとなった。おまけとばかりに曳航中に米陸軍のB-17爆撃機が 満潮目掛けて爆弾を投下し、さらに傷が開き、大破状態となったのも付け足しておく。 マカッサルにて応急修理を受けた満潮は、姉妹と離れて本土へ帰還し、横須賀海軍工廠で本格的な修理が施されることとなった。 余談だが、この時満潮を大破まで持ち込んだ米駆逐艦スチュワートは、その後スラバヤ軍港の浮きドックに入渠し、バリ島沖海戦 の傷を癒していたのだが、日本軍に鹵獲され、第102号哨戒艇の名前で日本海軍に編入され、終戦まで船団護衛などで活躍している。 恐らく第102号哨戒艇と満潮も、どこかの港で思いがけない再開を果たしているだろう。 1942年10月に第8駆逐隊に復帰した満潮はガダルカナル島輸送作戦に2回従事したが、11月13日にショートランド泊地にて 米艦載機と海兵隊機の混成部隊の空襲により中破するに至った。大した作戦行動を行わないまま、たった1ヶ月で満潮はまた 本土へ修理のため帰還することとなってしまったのである。 なお、満潮は中破しなければそのまま第3次ソロモン海戦に参加していたこととなる。 再び横須賀海軍工廠に入渠した満潮だが、修理はおりからの資材不足のためか先の修理よりも長引き、翌年11月までほぼ1年 かかることとなってしまった。 そして、この修理こそが満潮と他の第8駆逐隊の姉妹の命運を分けたのである。 [[大潮]]は1943年2月マヌス島沖にて米潜水艦SS-218アルバコアの攻撃を受けて沈没。[[朝潮]]、[[荒潮]]は1943年3月のビスマルク 海海戦で米豪陸軍機の空襲により沈没と、満潮入渠中に立て続けに沈没していたのである。 解隊された第8駆逐隊でただ一人生きながらえた満潮は第24駆逐隊に編入。トラック方面を中心に輸送作戦や大型艦の護送任務 に従事したのである。 ただし第24駆逐隊での活躍も長くなく、1943年3月には同駆逐隊が沈没艦多数によって解隊される。行き場を失った満潮は 第4駆逐隊に編入され、旗艦となる。第4駆逐隊は[[野分]]、[[山雲]]、満潮、[[朝雲]]で構成された朝潮型・陽炎型の混成部隊であった。 6月のマリアナ沖海戦では第3航空戦隊の護衛に従事することとなった。 そして運命のレイテ沖海戦。満潮は西村祥治提督の第一遊撃部隊第三部隊に所属し、1944年10月25日夜間にスリガオ海峡への突入を 図ったが、米軍の魚雷艇と駆逐艦隊による待ち伏せにより[[扶桑]]が爆沈。これに続く駆逐艦マグダーマットの雷撃で損傷した 満潮は米駆逐艦ハッチンスの追撃にて爆沈。第4駆逐隊司令高橋亀四郎大佐ら230名が死亡。救助されたのは艦長を含む若干名であった。 満潮のどこかスレて、自分を卑下した性格は、第8駆逐隊の僚艦を見とれずに死に損なった身を恨み、そしてまたスリガオの激戦で 悲壮な最期を遂げた故のものなのかもしれない。 ---- *台詞一覧 ---- &table_color(table1,#ddd){} |~状況 |~台詞 |~関連する史実や元ネタ、解説など| |自己紹介|満潮よ。私なんでこんな部隊に配属されたのかしら。| | |秘書クリック会話①|うるさいわねぇ|| |秘書クリック会話②|なにそれ、意味分かんない|| |秘書クリック会話③|で、なに?|| |戦績表示時|司令官にお知らせ|| |編成選択時|満潮、出るわ|| |装備時①|ああそうね、私じゃ力不足ってことね!|| |装備時②|な、なによ、私に恩を着せたつもり?|| |装備時③|まだまだね|| |>|>|(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)| |補給時|ふん!どうも……ありがとう。|| |ドック入り|こんなの、ドック入りにはまだ早いわ|| |ドック入り(重傷)|私の修理中に艦隊全滅とか、やめてよね|修理中に第八駆逐隊は相次いで沈没、満潮は一人ぼっちとなった| |建造時|新しい艦が出来たって。見れば?|| |艦隊帰投時|艦隊が戻ったわ|| |出撃時|わたしが出なきゃ話にならないじゃない|| |戦闘開始時|うざいのよ!|| |攻撃時|打つわ|| |夜戦開始時|馬鹿ね、その先にあるのは地獄よ|満潮はスリガオで本物の地獄を見ている| |夜戦攻撃時|手応えの無い子|| |MVP時|つまらない戦略立てないでよね、ふんっ!|| |被弾小破①|ああっ!|| |被弾小破②||| |被弾カットイン|面白いことしてくれたじゃない、倍返しよ!|| |撃沈時(反転)|COLOR(white):こ、こんな…ところで…|| &table_color(table2,#ddd){} |~時間|~台詞|~関連する史実や元ネタ、解説など| |放置時|出るんなら出る、出ないんなら出ない、はっきりしなさいよ!ったく…|| ---- *同型艦 [[朝潮]] ― [[大潮]] ― &bold(){満潮} ― [[荒潮]] ― 山雲 ― 夏雲 ― [[朝雲]] ― 峯雲 ― [[霞]] ― [[霰]] ---- *コメント 最新の30コメントを表示しています。 #comment_num2(num=30,disableurl,log=満潮/コメント) ---- *タグクラウド #tag_cloud(sort=num) ---- *関連ページ #related(sort=timestamp) ---- ▼wikiレンタル代価広告

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