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2014年9月14日 AM8:50 みなみまち公園

 

 

 

あの悪魔の旅から3か月。我々は再びみなみまち公園に集まった。

 

 

今回も犠牲者同行者は半袖のエース君

 

高校生活最後の夏を満喫する薄ら髭を生やした眼鏡の男。彼は今日一体何をするのかを知らない。

 

一方、カメラを廻す色黒の撫で肩男の胸中にはある一つの決意があった。

 

彼にはあまりにも純真無垢で捻くれつつも素直な友人の将来を案じていた。そのために彼は秘策を練った。

 

エース君を騙す

 

その考えに至ったとき、果たして彼は授業中だったか。はたまた自動車教習中だったか。今となっては知るすべもない。

だが、その時の興奮はいまも彼の右肘に残っているという。

 

そして撫で肩短足色黒男は口を開いた。

 

「今回はですねえ……美幌温水溜池に行って、そっからサイコロ2をスタートしようと思ってたんですがあ」

 

「前回最後の選択肢でゴールは4つあったよね?でもそれでもゴールできなかったじゃん。これ一生終わんないよね……?」

 

「で、次はもう冬休みだね。多分やるの。チャリ乗れないから、実質的にこれが最後のサイコロになるんですよ。それで完結できないのは締まりが悪い!」

 

「ということで、温水溜池行ってハイ、ちゃんちゃんと……」

 

そこまで言って薄ら髭の男は困惑したような表情を浮かべ

 

「お、おぉう……逆にそっちの方が締まり悪くないかい?

 

と正論を言い放つ。

 

 

だがそんなことはお構いなく色黒は

 

「まあまあまあ。それじゃあね(強引に)今から美幌温水溜池に向かってオォー!」

 

こうして美幌アソ部史上最も過酷な旅が始まった。

 

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