美幌町立上美幌中学校。そこは大正10年に開校して以来多くの児童を送り出してきた。
しかし、児童減少の波には勝てず、平成19年3月を持って閉校した。
しかし閉校後も昭和13年建造の木造校舎は残されており多くの廃校マニアを喜ばせている。(参考:道東の建築探訪←すげえいい本。おすすめ。)
戦前に建てられた美しい木造校舎が残っている。うっひょぉぉぉぉぉたまんねぇぇぇ(2008年撮影)
こんな美しい校舎を6年ぶりに見ることができるのを楽しみにしていたのですが…
AM10:50 上美幌小学校跡
まずはこちらの画像をご覧いただきたい。
なんだろあのダンプと砂埃
鉄創「あれっ?グランドこんな広かったかな?」
エース「なんか様子おかしくない?」
鉄創「おいあれ!」
エース「!?」
どうみても解体中です。本当にありがとう(ry
エース「本当に跡になってんじゃねぇか!」
鉄創「うるせぇ!俺だって知らんかったわ!」
エース「だから彼女できねぇんだ!」
鉄創「てめぇもだろうが!」
(七割の脚色)
あぁ…貴重な木造校舎が…
こうして罵詈雑言を飛ばしている(飛ばしてない)間にも校舎の解体は進む。
エース「しょっぱなからまずいものを…」
鉄創「ひと夏遅かったか…」
エース「目的地破壊中だもの」
鉄創「うわっ!建物歪んだぞ!」
エース「目的地がぁ…」
この数日後に、旧上美幌小学校の校舎の解体は完全に終了したとのこと…
ショックすぎて自転車たちも倒れちまったZE☆
【第二の選択】AM11:00 上美幌小学校跡入口
気を取り直して目的地選択と行きましょう。ちなみに言うのを忘れていましたが、目的地の候補は鉄創が、サイコロを振るのはエース君がそれぞれやってます。
それでは、第二の選択肢はこちら!
1、もう帰ろう 旧美中
2、どこだここ 美和会館
3、北見が近い 栄森小学校跡
4、まだ行ける 駒生小学校跡
5、列車が見たい 美禽(みどり)
6、温泉入る 峠の湯
鉄創「まぁねえ、栄森出すと結構厳しいねぇ」
エース「遠いの?」
鉄創「10kmくらいあるからねぇ…そういう意味じゃ駒生も遠いけど」
エース「よし、さん、よんねらいで!」
鉄創「おい」
鉄創「まぁ個人的には5がいいかな」
エース「じゃあ、さん、よん狙いでwww」
せっかく帰省してきてるし列車を見たい!そんな思いを託された(託されていない)エース氏が出した目は
© OpenStreetMap contributorsより
2、どこだここ 美和会館 (推定移動距離3.5km)
鉄創「まぁた微妙なところを…」
エース「どこなのそこ」
鉄創「よくわかんねぇけど、そこら辺の農道をブシブシっていけば行けると思うんだよね(原文ママ)」
エース「は?」
鉄創「まあ任せとけ」
記念写真
AM11:15 国道240号交差点
鉄創「あそこに道が見えるじゃろ。あれが美和方面へ行く道なんだよ。」
エース「ほう」
鉄創「ところでこの地図を見てくれ。」
わかんねぇよ
鉄創「あそこにいくには、道なりに行くとこんなふうに1km近く迂回をしなければいけない。しかも急な登りだ。」
エース「あんな近いのに?」
鉄創「そこでだ…」
だからわかんねぇって
鉄創「ここを突き進めば大幅ショートカットだろ!」
エース「おお!すげえ!道があるのか!」
鉄創「知らん。農道くらいあるんじゃね(適当)」
エース「そ…そうか…」
鉄創「それではれっつごー!」
AM11:25 そこに道はあるか
はてぇしないぃおおぞらとぉぉぉ
鉄創「これはどうだい?」
エース「一面に広がるネギ畑」
鉄創「いや…思ったより遠いね」
エース「ばかやろう」
大方の皆さんの想像と期待を裏切らない駄目っぷり。これこそアソ部スピリッツ(爆)
写真で見ると分かりにくいですが、胸の高さまで覆う草々がヤバい。
高校三年生になってもやってることが小学生以下。人間って変わらないんだなぁ(黙れ)
※一応言っておきますが畑には一歩も入っておりません。用水路の脇を通ってきました。
AM11:30 脱出
鉄創「あえて言いましょう。」
エース「はい。」
鉄創「我々は近道を通ってきました。」
エース「そうでーす。」
鉄創「こんだけ時間を掛けて、やっとちょうどいい時間になりましたから。」
エース「はい。」
鉄創「というわけで、さくせんだいせいこーです。」
出発してからまだ2時間も経っていないんだぜ。
さて
鉄創「美和会館ってどこ?」