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マラー2

※このページは本家MOTHER2のネタバレ(というかストーリー)満載です。
未プレイ者は閲覧注意!

第一章 隕石

よむ「まらさん、朝ごはんできましたよ!」
まら「そうか。筋トレも終わったし、うまい飯でも食うか!」
よむ「ふふっ、お疲れ様です。」

ドン!ドン!ドン!ドン!

夜遅くに家の扉をしつこく叩くバカがいるようだ。
人が気持ちよく寝ていたというのに・・・
ママもぞぬ(ペットの犬)も妹も出る気がないようだし、
話も進まないので俺が出ることに。
まら「誰だよ」
ポーキー「ブヒー!」
まら「・・・は?」

199X年、オネット近辺に隕石が落ちた。
隕石落下直後は警察の監視下に置かれ、なかなか近づくことができない状況
だったのだが、オネットの警察官は深夜に仕事しないため、
簡単に見に行くことができる。
そこで、ポーキーの弟が深夜に隕石を見に行ったのだが、
いつになっても帰ってこない。
それを心配したポーキーは、弟捜索にまらの力を借りに来たのだ。
ちなみに、まらのパパはポーキーのパパに借金をしている設定なので、
まらはポーキーには逆らえない設定である。
不本意であったが、早速準備をし、隕石へと向かった。

道中、野犬やカラスに襲われたりしたが、なんとか隕石付近までたどり着くことができた。
何かがおかしい。
まらはポーキーと共に隕石に近づくと、
ブンブーンと名乗るカブトムシが現れた。(おまけに弟とも再開)
ブンブーン「まら!3人の子供と共に世界を救ってくれ!」
なるほど。
動物にやたら襲われたのも”世界の危機”の影響というわけか。
まら「まかせろ。筋トレの成果見せてやる!」
ポーキー「俺も?ドキドキ」
ポーキーが戯言をほざいている時、まらは悪の気配を感じた。
ドシュゥゥゥ!!!
まら「なんだ!」
ブンブーン「・・・この気はまさか奴が!」

???「ヒサシブリダナ、ブンブーン」

第二章 旅立ち

まらはポーキーたちを家まで送り届ける。
帰ってきた矢先、ポーキーのパパはポーキーたちにおしりぺんぺんしていた。
元気な一家だ。
そういえば、さっきの変な奴。スターマンの息子と言ったかな?
まあ、あいつは弱かった。
いや、ブンブーンが強すぎた。
カブトムシのくせにブンブーンのPSIは驚くべきレベルだ。こいつぁ俺いらねえな。
まら「へっへっへ」
ポーキーのママ「邪魔な虫ね!」
バチン!

まらは亡きブンブーンから”音の石”なるモノを譲り受け、
8つの場所を巡る旅へと行くのであった。
始めに向かうは”一番目のお前の場所 ジャイアントステップ”。
ここに行くための鍵はゲーセンに入り浸る”フランク”が握っている。

まら「だが、その前に行くところがある・・・」

第三章 ツーソン

まら「ミスターのぼうしくれ」

まらはオネットはずれの森にある隠れ家まで足を運ぶ。
友人から友情の証であるミスターの帽子を受け取るためだ。
友人A「いつだって一緒さ」
友人B「頑張ってこいよ!」
友人C「そいつを見て俺たちを思い出してくれよ」
まら「せやな」
ったく。
この帽子ありゃフランクとか秘密兵器とか順調なんだよ。

・・・思ったより苦戦したが、フランクからジャイアントステップの情報を
聞き出すことに成功した。

この調子でジャイアントステップも攻略。
少なくとも5人のまらが死んだ。だが、得たものは大きかった。
音の石に”音”を記憶すると共に、何かを思い出したのだ。
そう、何か。
今はもう覚えていない。仕方ないね。

気を改め、ジャイアントステップを抜けると警察官が待ち伏せていた。
警察官「君、ちょっと署まで」
まら「丁度いい。私も今向かおうとしていたところです」
現在、次の目的地であるツーソンへの道は警察の手によって封鎖されているのだ。
ならば、直談判しかないだろう。

・・・直談判中・・・

少なくとも5人のまらが死んだ。お前らの死は無駄にしない。
まら「さあ!新天地ツーソンへ!」

第四章 さちこ


まらは夢を見た。
誰かが助けを求める声がする。
さちこ「まらさん、た、すけ・・・て・・・」
まら「さちこーーーーー!!!」
嫌な夢であった。
まら「・・・さちこはコルロ島で幸せに暮らしているはずだ。」

まらはツーソンの幼稚園に足を運んでいた。
いや、別に興味はないが?
何やら騒がしいから寄っただけだ。
さちこのパパ「さちこー!どこいったー!」
さちこと聞いて。
まら「お困りですか」
さちこパパ「さちこが帰ってこないよー!ぬすっと広場のトンチキがあやしいが・・・」
まら「まじか」

ぬすっと広場はツーソンの中央部にあるバザーのような場所であり、
悪党どもがよく分からないモノを売っていたりする。
さきほど、さちこパパの言っていたトンチキとは、そこのボスである。
まらがぬすっと広場でトンチキを探していると、突如空から声が聞こえてきた。
???「俺と戦え!まら!」
まら「つ ≡(ボム)」

死闘の末、空から降りてきた男の正体がトンチキであることが分かった。
倒れていたトンチキは、起き上がりこちらを見ている。
トンチキ「さちこは教団に連れ去られたんだ。救えるのはお前しかいない。頼んだぞ、まら!」
まら「まだ何も言ってねえぞ。」

第五章 HAPPY END

まらはぬすっと広場でショッピングを楽しんでいた。
長い旅路、たまにはこういう日もいいだろう。
ここでのオススメ商品はこれ!
まら「どうぐやのかんばん!」
なんと!どこにいても売りたいものをいつでも売れるという優れモノだ。
こいつがあればモノを捨てることなく持ち物に空きを作ることができる。
さちこパパ「さちこーーー!!!」

さちこが捕えられているというハッピーハッピー村までの道のりは長い。

難所1 卑猥物
まら「あ、あたまにキ○コがぁぁぁぁ!!!!」
いつものように敵を滅した後、いつの間にか頭にご立派なキ○コが生えていたのだ!
キ○コを露出したまま先に進むことなどできないので、摘出に帰る。
まら「ああ・・・すっかり日が暮れたな・・・」

難所2 夢
(さちこ)「助けて・・・まら・・・!」
まら「!・・・またこの夢か・・・」
休むたびにさちこの声がする。
胸が痛むが、仕方ない。敵と戦うたびに帰還している状況なのだから。
まら「分かっている!分かっているが、キ○コが生えてくるのだ・・・!」

難所3 タコ
まら「何これ」
まらの前に立ちふさがるは、謎の鉄の塊。タコの形をしている。
本当は避けて通ることはできるが、当たり判定が邪魔をしていて不本意ながら通れない。
ツーソンに住むアップルキッドがタコを消してくれたのだが、納得いかないね。

難所4 橋
町人「橋壊れてるんですよねー」
まら「ビキビキ」

長い道のりを経て、ようやくハッピーハッピー村についたまらは外れの小屋に囚われたさちこを見つけた。
さちこは何日間繋がれていたのだろうか・・・
まら「ごめん・・・。キ○コが・・・」
さちこ「やっと来てくれたのね、まら!フランクリンバッチがあればカーぺインターの稲妻を防げるわ!」
”やっと”が気になったが、どうやら優先すべきことを分かっているようだ。
流石さちこやなぁ。
ちなみに、カーぺインターとは、さちこを閉じ込めた変態ジジイのことだ。
まら「変な事はされなかったかい?」
さちこ「え?」
まら「・・・いや。ぬっころしてくる!」

さちこからもらったフランクリンバッチのおかげでサクッとハッピーハッピーの教団は壊滅した。
カーぺインター「私がどうかしていた。この金ぴかの像を手に入れてから・・・」
まら「いや、どうでもいいんで、さちこを解放しろ。」
カーペ「・・・ああ、これが小屋の鍵だ。」

さちこ「まら!順調だったようね。行きましょう。世界を救いに!」
まら「さちこ・・・」
思い出してしまった。シコリニアンどもをさちこと共にフルボッコにしたことを。
しかし、思い出に浸っている暇はない。
コルロ島を救った時のように、今度は世界を救わねばならぬのだから!

第六章 罠

トンチキ「よくやった、まら!こいつを受け取れ。さつたばだ。」
さちこ「汚いお金なんて受け取れないわ!」
まら「・・・え?せ、せやな!」
トンチキ「とにかく受け取れって!」

トンチキに強引に渡されたさつたば。
何に使うか悩んでいると、劇場の近くにいるトンズラブラザーズが話しかけてきた。
おっさんA「彼女連れて来たのかい?ならチケットをあげちゃおう」
さちこ「ありがとう、ナイスさん」
おっさんどもの名前なんぞ覚えていないまらは静かにしていた。
さちこ「ねえ、まら?」
まら「おん?」
さちこ「お礼に助けてあげましょうよ。”あれ”で」
ドッドッド・・・
トンズラブラザーズがこの劇場に借金をしており、そのせいで一生働かされているのは知っていた。
まさか、その件ではなかろうな。
なんのこと?とは、言えんしなぁ。仮にも世界を救う身。ちんけなことは言えんぞ。
まら「ぼくもそう思っていたところさ」

劇場に入って早速劇場のボスに交渉に向かう。
ボス「流石に劇の前にお金の話なんて無粋なことはしない!終わってからだ」
まら「どうやら俺より人が出来ているようだ」
仕方ないので劇を見てからにすることに。

さちこ「ねえ!起きてよ」
まら「・・・・ハッ!面白い劇だったね。」

トンズラブラザーズを助けたまらたちはトンズラブラザーズの車で次の町スリークまで連れて行ってもらった。
スリークはなぜかうす暗く、気味が悪かった。
さちこ「この辺りは最近オバケが大量に出現しているらしいわ。」
まら「おばけかー。ワンチャンあるで。」
さちこ「?」
まあ、お決まりのシチュやな。俺もまだ子供とはいえ、ロマンシングしとるからな。
まら「いこう。おばけなんぞ怖くもないぜ。」

おばけは怖くなかった。でもセクシーなおねいさんについて行ったら捕まってしまった。
あんなにシンボルが露骨に動いたら、もしジジイであったとしても気になってついていくだろう。
まら「怪しいと思ったんだ。あんなに大勢だったとは・・・。いや、なにより・・・」
さちこ「(・・・聞こえますか。もう一人の仲間・・・)」
まら「・・・ってな訳だよ。実際俺のパワーだったら・・・」
さちこ「(・・・今大変な状況です。あなたの力が必要です・・・!)」
まら「ま、今扉こじ開けるから待っててよ。」

さちこ「(もう一人の仲間・・・せんせい!!)」

第七章 せんせいみてるー?


トニー「どうしたんだい、せんせい?」

せんせいはさちこの呼びかけをはっきりと感じた。
せんせい「・・・え?今、女の子の声が・・・」
トニー「そうか・・・。せんせいは世界を救うために行かなければならないんだね」
せんせい「(なんで俺より先に悟ってんだ・・・?)」
トニー「行ってこいよ。でもね、ぼくはいつまでもせんせいを待ってるから!」

せんせいはショップで身支度を整えることにした。
せんせい「食糧と装備と・・・」
あと、ショップの隅でうんこ座りしてるサルはなぜこっちを見てるんだろう。
ねちょ「へっへっへ。せんせいみてるー?ガムくれよ」
せんせいはねちょと名乗るサルと旅立つことになった。

冬は寒い。だが、せんせいはもっと寒い。
この辺りの敵は皆強く、レベル1ではとても厳しいもの。
しかし、ねちょは戦闘慣れしているのか、意外と強いのだ。
この時、せんせいは何もしていないのだが、
ねちょの弱らせた敵を自らの糧として吸収し、力をつけていったのだ。

そう、いつの間にかせんせいは強くなっていた。
ねちょよりも強く・・・・
ねちょ「なあ、せんせー。」
せんせい「ん?なにかなぁ」
自分の力を過信しきっているせんせいは自信満々に応答した。
ねちょ「いい加減ハイエナすんのやめろ・・・」
せんせい「ん?なにかなぁ」
ねちょ「もう分かったぞ。さっき俺が倒そうとした”オレナンカドーセ”のとどめ、せんせいが刺したろ」
せんせい「ん?そうだけど、仲間だもん。協力して倒すのは当然じゃないかなぁ」
ねちょ「ちげーんだよ!実は”マラー2”ではとどめを刺した人に経験値がいくんだよ」
せんせい「あれ?そうだったの?すまん、気付かなかったなぁ」
ねちょ「わざとくさいんだよ!いつもいつも・・・あー、寒いわー」
せんせい「え?なんか言った?ねちょさんも糧にしてもいいんだよ?」
ねちょ「は?ゲームじゃホンダ擦りまくってるくせによぉ!」
せんせい「なんのことかなー」
ねちょ「もういい!絶交だ!」
せんせい「いいよ。ザコは用済みだしね」
ねちょは走っていった。もう姿は見えなくなったが、せんせいはその後、ずっと眺めていた。
せんせい「・・・さあ、アンドーナッツ博士の研究所までもう少しだ。」

せんせいはねちょがいなくても快進撃を続けた。
ここらへんではもはや無双。せんせいには指一本触れることすらできないのだ。
誰も。誰も。
せんせい「あー、弱い。ここら辺の敵は弱すぎる」
だが、なんだろう。この気持ち。この感覚。何かが足りない。なんだか・・・

背中がスースーする

せんせいは不思議と涙を流した。自分にも分からない。
だが、取り返しのつかないことをしてしまったような。そんな気持ち。
ぼんやり歩くと、絶壁に当たった。洞窟内である。
せんせいは道具をあさるが、越えられるようなものは持ってきていない。
壁を登る筋力はついたはずだ。だが、なぜか登れる気がしない。力が出ない。
あるとすれば・・・
せんせい「これは、フーセンガム・・・」

ねちょさんとの旅。それはかけがえのないものだった。
敵から守ってくれたねちょさん。
タッシーウォッチング隊のテントでは一緒にシチュー食べたっけな。
そういえば、タッシーに向こう岸に渡りたいと頼んでくれたのもねちょさんだった。
せんせい「ああ、そうか。ねちょさん・・・」
せんせいは忘れていた。本当に大切なモノを。力が全てではないことを。
ねちょ「いえーい、せんせー、呼んだ?」
せんせいはハッと振り返ると、そこにはねちょがいた。
せんせい「ねちょさん!?」
ねちょ「心配で来たんだけど、やっぱり困ってるな」
せんせい「ねちょさん、ごめん・・・。俺、忘れてたよ。俺が・・・」
ねちょ「言わなくてもいいよ。どうせ俺は脇役。世界を救うのはせんせいなんだからな。」
せんせい「ねちょさん!」
せんせいとねちょはしっかりとお互いの手を握った。
強くなったせんせいにふれることのできる奴は誰もいなかった。しかし、
友情。
それこそが誰よりも強く、せんせいがふれることを許した唯一の力である。

せんせいに力がみなぎる!
HP+120
PP+0
オフェンス+20
ディフェンス+20
スピード+30
IQ+3

ねちょ「いこう!せんせい!俺にガムを!」
フーセンガムを使用し、絶壁を越えたねちょは上からロープを下ろし、せんせいを引き上げた。
そして、すぐ先には光が差し込んでいた。出口である。
せんせいが見た光は出口だけではない。
希望。勇気。友情。
たった一つのダンジョンだが、多くの光を手に入れることができたのだ。
せんせい「ねちょさん!出口だ!・・・ねちょさん?」
ねちょさんの様子がおかしい。
前を見つめて何かを見ているような・・・
せんせい「あれは・・・サル?」
ねちょ「キャキャ(タイプの女の子だ!ナンパしちゃおう!)」

せんせいの力が抜けていく・・・
HP-120
PP-0
オフェンス-20
ディフェンス-20
スピード-30
IQ-3

ねちょの姿はすでに見えなくなっていた。

第八章 ぽえ~ん

アンドーナッツ(以下AD)「誰じゃ?」
せんせい「せんせいだよ。博士の息子の。」
AD「おお!せんせいか。久しぶりじゃな。十数年ぶりだったからのぉ。」
せんせい「よく分からないけど、スリークに行きたいんだ。そのためにアレ貸してほしいな。」
AD「SkyWalker。」
せんせい「そう、それ。」
AD「よかろう!行ってこい!せんせい!子供たちと共に世界を救ってこい!」
せんせい「(だから何の話だよ。俺女の子の声しか聞いてないんだけど!)」

SkyWalker。
それは空を駆ける白銀の器。
かつてまだ人が・・・・・・・であり、・・・・な・・・・である。
つまり、飛行機だ。
ウィンターズからスリークまではかなりの距離があるし、
せんせいは日頃運動不足なため、歩いていこうなどとは思わない。
楽できる方法があればそちらを使うものだ。
せんせい「行ってくるよ!」
AD「さらだばー!」

まら「なー、そいつまだ来ねえのかよ。おら腹減ったぜ。」
さちこ「扉開けようとして無駄な力使うからよ。」
スリークでは罠に嵌められたまらたちがせんせいの到着を待っていた。
まらはせんせいの到着を待てず、力ずくで密室の扉をこじ開けようとしたものの、
HPもPPも尽きかけていたためなかなか開かないところを見るとすぐ諦めた。
まら「しかし、そいつはどんな奴なんだ?まさかベンパツとかじゃねえよなwwww」
さちこ「いいえ、とても賢く、道具の扱いに長けた人よ。」
まら「へー。」
さちこ「きっとこの状況を打破してくれるわ。」

BOOOOM

突如天井から光があふれた。
天井を突き破り、何かが落ちてきたのである。
そう、我らがせんせい。SkyWalkerの到着だ。
まら「ヒョー。おいでなすった。」
せんせい「いてて。やあ、君たちの声を聞いて駆け付けたんだ。困ってるんだろう。」
さちこ「閉じ込められて困っているの。どうにか開けられないかしら。」
せんせい「鍵かい?お安い御用さ。この”ちょっと鍵マシン”さえあれば・・・」
しまった!
ガウス先輩のイベントすっ飛ばしてきたから持ってないぞ!
まら「?どうした?忘れてきたか?」
せんせい「・・・いやいや、そんなことないから!ちょっと待ってろ」
どうなる、せんせい!
つづく

~サターンバレー~
ねちょ「な、ええやろ。な、ええやろ。」
ねちょはガウスという男に頼まれ、せんせいに”ちょっと鍵マシン”を届けている最中であった。
しかし、ちょっと我慢できずに”お触り”をねだっているところである。
どせいさん「なにしてるます」
ねちょ「ん?いいところだったのに。・・・そうだ。せんせいに荷物届けなきゃ!」
どせいさん「とどけものすぐとどくよ。でんわできたらなー」
ねちょ「せやな。配達頼んだ方がはやかったな」
どせいさん「ぽえ~ん」

第九章 正直

まら「なあ、せんせいは何使えんの?」
せんせい「俺はいろいろ使えるけど。ペンシルロケットとか、アンチPSIマシンとか。」
まら「そうじゃねえよ。PSIだよ。主人公はボンクラとは違うんだぜ。なんか使えんだろ?」
せんせい「・・・いや、PSIは使えないけど・・・」
まら「マジかよ!ボンクラかよ!」
せんせい「何言ってんだよ。そっちはPSIが使える、俺は道具が使える。役割があっていいだろ?」
まら「道具なんて俺でも使えるぜ。いや、取り柄がないなら任せるけどよ!!」
さちこ「せんせいは道具を作ることもできるんでしょ?それだけでもすごいじゃない!」
せんせいはPSIを使うことはできないが、一部特殊な道具を使えたり、作ったりすることができる。
他のメンバーではできない特殊なスキルである。
今のさちこのフォローはせんせいにはありがたかった。一言気になったが。
せんせい「ありがとう、さちこ。でもごめん。ちょっと鍵マシン忘れてきちゃって。」
さちこ「急いできてくれたんでしょ。仕方ないわ。他の機会を待ちましょう。」
まら「せんせい、あったけー」
せんせい「チッ」
エスカルゴ運送「お届けにまいりました!」

まらたちは地下に閉じ込められていた。
身動きできないさちこは北の国に住む天才”せんせい”に助けを求め、
せんせいはまらたちを助けに来たのであった。
しかし、せんせいはうっかり救助道具を忘れ、乗ってきたマシンも壊れ、
結局のところ何しに来たのか分からない存在となってしまっていた。
幸い、せんせいの学校の先輩が最強の使者を用いて鍵を持ってきてくれたようで、
地下から抜け出すことが出来たが・・・・
まら「やっと出れたぜぇ。せんせい使えねーなー」
こいつがうるさいので過去に戻ってやり直したい気分だ。
せんせい「(チッ)で、これからどうするんだい?」
まら「え?ああ、まさかせんせいもついてくんの?」
せんせい「あ、当たり前だろ!君たちと一緒に世界を救うのが使命なんだから。」
まら「せやなw」
チッチッチッチッチッチッ
さちこ「せんせいも大切な仲間なんだからね」
まら「分かってるさ。行こうぜ。南のテントが暴れてるってよ。」

まらたちはテントを倒し、”はえみつ”を入手した!

まらたちはツーソンのアップルキッドからゾンビホイホイを受け取った!

まらたちはゾンビホイホイで町中のゾンビどもを撃退した!

まらたちはゾンビどもの黒幕を探しに出かけた!

せんせい「なんだか疲れたな。ここら辺で休まない?」
まら「は?せんせいなんて離れて鉄砲撃ってるだけじゃん。」
せんせい「いやあ、集中力いるからね。」
まら「集中力www俺なんて物理とPSI使ってるんだぜ!集中力も体力も必要なの!」
せんせい「・・・悪かったよ」
まら「いやいやいや、俺も言いすぎたよ。仲良くしようぜ!心の友よ!」
せんせい「チッ」
まらたちはゾンビ事件の黒幕を探し、大きな滝のそばを歩いていた。
長い道のりを進んできたので、滝を見ていると心が洗われるようだった。
さちこ「癒されるわねー」
まら「俺なんてさちこがいればいつだって癒えるぜ。」
せんせい「チッ、そろそろいこうか」
まら「あ、そうだ。せんせいは滝の裏で待ってろよ。」
せんせい「え?なんで?嫌がらせとか止めてよ。」
まら「いやいや、そうじゃねえんだ。3分でいいんだ。その間に情報収集してくるからよ!」
せんせいにはまるで何の事だか分からなかったが、
仲間同士”信頼”し合うことが大事なので、仕方なしにまらの言うことに従うことにした。
せんせい「絶対来てくれよ。嘘だったら化けてでるぞ。」
まら「分かってるって!行こう、さちこ」
さちこ「きっと来るから待っててね。」
せんせい「ああ、気をつけてね・・・」

せんせいは待った。滝の裏で。
暗い
寒い

一歩も動いてはならないとも念を押されたので尚つまらない。
しかし、たった3分。バカでも我慢できる時間だ。
それを達成できないなど、マジでいない方がいいかもしれない。
せんせい「だけど、ながいなぁ」
???「入れ」
せんせい「え?」

まらたちはサターンバレーに着いた。
ここは”どせいさん”なる生命体が住む集落である。
どせいさんは独特の言葉で少々バカっぽいことを言うが、科学力は相当なものらしい。
まら「滝の秘密知ってるどせいさんいませんかー!」
どせいさん「わし」
まら「→はなす」
どせいさん「たきのうらで3ぷんまつ」
まら「よし。」
さちこ「何が?」
まら「フラグ回収ですよ。丁度3分くらいかな。」
まらたちは滝の裏まで戻った。
滝の裏に黒幕のアジトがあるらしいのだ!

せんせい「ひどいじゃないか!」
まら「すまんすまん。」
せんせい「ずっと待ってたらいきなり変なイベントが・・・」
まら「いいじゃないの。どうせ敵と会わなかったんでしょ。」
せんせい「それよりも、なんで知ってたんだよ。」
まら「初見じゃねえもん」
せんせい「なん――――」
ゲエエエェェェェェプ
まら「せんせぇ・・・」
せんせい「お、俺じゃないから!さちこもそんな顔しないでよ!」
ブゥー
まら「全く!上の口も下の口も正直だな」
さちこ「くさい・・・」
せんせい「いや、違うって!!!」
ヤバい!!
まらとさちこの顔が明らかに俺に嫌悪感を抱いている!
俺じゃないのに!
どうしてこうなった!!

第十章 なついあつ

―――――ランマにて
イースーチー(以下、イー)「さの王子。」
さの「なんだ。」
はるか遠くにある国、ランマ。ここは高い絶壁の上に建てられた王国で、
どこの国の干渉も受けず、独特の文化を築いてきた。
”さの”はこの国の王子であり、彼もまた、世界を救うために選ばれた子供の一人である。
イー「まら殿らが危機のようですぞ。」
さの「知っている。」
イー「行かなくてもよろしいのですかな。」
さの「ふん。この程度で敵に殺されるような連中など、興味もない。」
イー「さようですか。」
さの「(まら、貴様の力はその程度か。俺が従うに値する男かどうか、見極めさせてもらおう!)」
イー「ですが・・・」
さの「なんだ?」
イー「まら殿に全てが委ねられておりますゆえ、もしものことがあれば・・・」
さの「心配無用だ、イースーチー。それに、俺にはまだやるべきことが残っている。」


―――滝の裏のアジト
せんせい「全く!失礼な奴らだ!」
せんせいは仲間に敬遠され、ちょっと距離を置いて歩くことを余儀なくされていたのだ。
そして、いつの間にかみんなとはぐれてしまったらしい。
せんせい「・・・でも、置いて行くことないじゃんか。ションベン中に!」
みんなに待っているように頼んだのに!ひどいや。
・・・俺達仲間じゃなかったのかよ!

おえっぷ「ぷふぅ。作戦成功ですね。ゲップー様」
ゲップー「ゲエエェェップ。せやな。」
説明しよう。ゲップーの考えた作戦とは、「下品な仲間割れ作戦」である。
侵入者どもはゲップーの力を持ってすれば簡単に排除できるだろう。
しかし、この侵入者は「はえみつ」を持っているらしいとの情報だ。
ゲップーの大好物「はえみつ」はメガネのガキが持っているのは臭いでわかる。
ならば、その持ち主と他の面倒な奴らを引き剥がすことが重要である。
たとえ弱っちいガキどもとはいえ、大好物に夢中になっているときに3人で襲われたら面倒だ。
だから、分散させた。あとは分かるな。
メガネのガキなど、はえみつ食ってからでも余裕だ。
ゲップー「さて、いただきに行くとするか。ゲエェ」
おえっぷ「落とし穴にかけたやつらはどうします?」
ゲップー「始末しておけグゲエェェップフウゥゥ」
おえっぷ「オエップ。では、デヘラーどもに適当に始末するよう伝えておきます。」

まら「いっててて・・・。なんだよ。」
さちこ「落とし穴。なんて原始的なのかしら。」
まら「せんせいとはぐれてしまったな。急いで探すぞ!せんせいが心配だ!」
さちこ「珍しいこと言うわね。」
まら「珍しいって・・・。仲間だろ!」
いつにもなく真面目な顔で言われたのでさちこは少し戸惑ってしまった。
さちこ「・・・そうね。探しましょう。(打ちどころ悪かったのかしら?)」
その時、この場所に謎の生命体の大群が集まってきた。
この部屋は出入り口一つしかない。つまり、まらたちは追い詰められてしまっていた。
デヘラー「(・ ・)(・ ・)(・ ・)(・ ・)(・ ・)(・ ・)(・ ・)」
まら「・・・簡単に出れそうにないな。」
さちこ「準備はいい、まら?」
まら「ああ!待ってろ!せんせい!」

第十一章A うなれ!必殺のPKキング!

薄暗く、臭い。
仲間だと思っていた者たちに裏切られ、一人悪い奴を退治しにいく足取りは重い。
どうして俺ばかりこんな目に遭うんだろう。
どうして俺ばかりつらい思いをしなければならないのだろう。
どうして・・・
???「くっくっく。心地よい憎悪だ・・・。」
せんせい「!・・・だれだ!」
ゲップー「俺の名はゲップー。どうだ?仲間に見捨てられた気分は?」
せんせい「な、仲間に身捨てられてなんかないぞ。・・・ただ、はぐれたんだ。」
ゲップー「グゲエエェェ。いいねえ。心では憎んでおきながら、表面だけは頑張って仲間を信じようとする・・・」
せんせい「お、お前に何が分かる!」
ゲップー「ゲフゥゥ。分かるさ。お前の仲間はとっくに隣の町に行ってしまったんだからな!」
せんせい「な、なん・・・だと・・・」
ゲップー「そうだ。ここに俺を倒しにきて残っている者はお前一人なのだ!」
せんせい「・・・そうか。お前が黒幕か!」
ゲップー「ゲッフ。ほう。少しは冷静のようだな。だが、お前一人で俺に勝てるかな?」
せんせいから見ても、ゲップーの闘気は凄まじいことは分かる。
たった一人では、このままでは勝ち目はない。
せんせい「一人では・・・」
ゲップー「げへへ」
せんせいは不安だった。人間は一人では生きてはいけない。一人では何もできない。
だから信じるしかなかった。仲間を、まらとさちこを。
せんせい「いや、来る!まらたちは、来る!」
ゲップー「け、無駄なことを!死ね!」

その頃、まらたちは襲いかかるデヘラーの大群に苦戦を強いられていた。
デヘラーどもは100を超える型破りの大群で襲いかかってきた。
まらとさちこ、1ターンにそれぞれ1匹ずつ倒しても残り90以上の攻撃を一気に受けてしまっては
雑魚といえど、体力がもたない。
まら「ぐはっ!」
さちこ「大丈夫、まら!?」
まら「大丈夫だ!・・・まだ戦える!」
さちこを守りデヘラーの攻撃を300回は耐えたが、流石に限界がきたようだ。
立っているだけでも精一杯であったが、そこにデヘラーの一撃が刺さり、
ついにまらは部屋の隅までぶっとばされてしまった。
さちこ「まら!」
まら「ぐおお・・・」
立ちあがろうにも体に力が入らない。
まら「?」
なんとか顔を上げると、部屋の隅に何者かが胡坐をかいて座っているようだ。
暗くてよく見えないが、道着を着ているようであった。
まら「さの・・・?」
さの「まら、見ておけ。これがサイキッカーの戦いだ!」
さのが立ちあがり、さちこに身を引くように促すとデヘラーの大群に飛び込んで行った。
デヘラーたちは突如現れた謎の生命体に気を取られ、一瞬だけ行動を停止した。
次の瞬間
さの「PK!デスフェータル!レッドクリムゾーーーン!」
さのが放射した燃え盛る火炎がデヘラーを一瞬にして灰にしてしまった。
その威力は並みの超能力者ではない。
さちこ「なんて凄まじいPKファイヤーなのかしら!」
さちこもPKファイヤーを使うことができるが、これほどまでに高火力、広範囲に放つことはできない。
さの「これはPKファイヤーではない!」
技の名前にこだわりつつも、まらの方に振り返った。
さの「まら!お前には地球の全てがかかっているというのに、なんて様だ!」
まら「・・・」
さの「いいか、良く聞け。お前の物理攻撃は確かに強い。だが、お前は超能力者だ!
そして、その力は天才的だ!お前はもっとPSIの技を磨け。」
まら「技・・・」
さの「もうひとつ、ここのボス、ゲップーの弱点は”はえみつ”だ。俺の助言はここまでとしよう。さらばだ。」
さちこ「待って!私には分かるの。あなたは4人目の仲間なのでしょう?一緒に行きましょう!」
まら「そうだ!お前がいれば百人力だ!」
さの「ふん、笑わせるな。今の貴様なぞ赤子も同然。そんなやつに従えるものか。」
まら「さの!」
さのは闇に紛れると姿を消した。もうこの辺りに気配はない。
まら「さの・・・、どうしてお前が・・・ベンパツに」

第十一章B うなれ!必殺のPKキング!


まらとさちこは体力と精神力を回復させた。
早く行かければならないが、弱ったまま行っても全滅するだけなので、回復が先決である。
さちこ「そろそろ行きましょう。」
まら「・・・」
さちこ「私も思っていたのだけれど、まらはもっと攻撃にPSIを使ってもいいと思うの。」
まら「攻撃にPSI・・・。」
考えたこともなかった。なぜならどいつもこいつも殴れば消滅するからだ。
さちこ「あなたの力はそんなものではないはずよ。・・・私は先に行くわ!」
走りゆくさちこの背中を眺めながらまらは考えた。
PSIとはなんなのか。身体の力を増幅させるものなのか。生命力を活性化させるものなのか。
体中にみなぎる力を感じ、まらは悟った。
PSIとは・・・”力”だ!俺の力となるモノ!

せんせい「さちこ!来てくれたのか!」
さちこ「ごめんなさい。大勢の敵が邪魔してきて遅れてしまったわ!」
せんせい「貴様!やっぱり嘘だったんだな!」
ゲップーの言葉がでたらめと確信したので、せんせいは少しほっとしながらもゲップーを睨みつけた。
ゲップー「ピンポーン!大正解!でも、君たち、もうズタボロだよ?」
せんせいは長い間ゲップーと交戦したが、奴の体に物理は効きづらく、
せんせいばかりダメージを負うばかりで、正直諦めかけていたところだった。
折角のさちこ登場であったが、さちこもダメージを負っているようで頼ってばかりもいられそうにない。
せんせい「まらは?」
さちこ「今くるわ。こいつを倒しにね。」
せんせい「そうか。」
”まらが倒しにくる”
不思議と違和感がなかった。まらを信じて待つことなんて、もう体力が限界だから出た答えなのかもかもしれない。
意識も飛んでしまいそうだ。
だが、
せんせい「まらが来るまでに少しでも弱らせておくか!」
せんせいは再び力強く銃を握った。

さちことせんせいは戦った。
持てる力を振り絞り戦った。
ゲップー「ゲロロォオ。しつこいやつらだ。流石にちょっと痛いぞ。」
せんせいの撃った銃弾が何度も体にめり込む。
エネルギー弾なので体に残ることはないが、ちょっと熱くていらつく。
さちこのPSIは普通に痛い。だが、威力は段々落ちてきている。
ゲップー「めんどくせえ!一気に終わらせてやる!俺のゲロを喰らいやがれぇ!」
せんせい「まずい!さちこ!」
さちこ「え?」
ゲップーは口の中にゲロを溜めこみ、さちこに吐きだそうとしていたが、
さちこは反応が遅れてしまった。
せんせいはさちこに駆け寄ったが、間に合いそうにない。
せんせい「さちこ!」
さちこ「きゃあ!」
ゲップー「ゲロゲ・・・・!ぐえ!」
ゲップーがゲロを吐きだす前に、ゲップーの顔に何かがヒットした。
そのせいで、ゲップーは自分のゲロを飲み込んでしまい、顔をしかめている。
ゲップー「ゲロロロロロ。マッズー」
せんせい「・・・あれは、バット!」
あれは釘付き金属バット。まらの愛用武器である。
まら「あーあ、きったねえ。もうこれは使えないな。」
文句を言いながら現れたまらは、ゲップーにヒットして汚くなった金属バットを見限ることにした。
さちこ&せんせい「まら!」
まら「またせたな!雑魚は俺に任せろ。」
ゲップー「何をちょこざい」
ゲップーの焦点がまらに向いた。
さちこ「せんせい、今よ!はえみつをあいつに投げて!」
せんせい「はえみつ?よし、任せろ!」
せんせいの得意のアンダースローで”はえみつ”はゲップーの近くに転がっていった。
くっさいはえみつはゲップーの鼻をくすぐった。
ゲップー「ん?このスウィートな香りは・・・」
まら「今だ!」
ゲップーの気が緩んだ一瞬、まらはこの一瞬に全ての力を叩きこんだ。

まら「ピィーケェ!キーーーング!!」

七色に輝く閃光がゲップーを包み込み、ゲップーの体を浄化していく。
キング。
赤い十字架を背負う哀しき男の称号である。
ゲップー「え・・・えええええええぇぇぇ!?か、体がぁぁぁ!!」
まら「その光は悪の存在を許さない。貴様の悪行はもう終わりだ。」

第十二章 さのの過去

さちこ「まら!」
せんせい「凄いじゃないか!」
さちことせんせいがまらに駆け寄ってきた。
まら「さちこ、せんせい、大丈夫か?」
さちこ「平気よ。」
せんせい「俺の心配もしてくれるのかい。」
まら「あたりまえじゃないか!僕たちは仲間だろう。」
せんせい「あ、ああ。そうだな!(あれ?)」
まら「僕は、自分の使命を見つけた。自分のすべき道を。もう迷わない。もう立ち止まらない。」
せんせい「まら!」
せんせいはまらの変貌ぶりに驚きながらも感動していた。
まら「しかし・・・さのはいつの間にあんな力を・・・」

~ランマ~
さの「帰ったぞ。」
イースーチー「お疲れ様でした。で、いかがでしたか?」
さの「ふん、事は順当に運んでいる。」
さのは玉座に腰を下ろした。
さの「よっこら・・・」
イー「王子」
さの「・・・分かっている。」
さの「奴らはどんどん強くなってきているな。俺が足手まといになる日は近い。」
イー「王子!そのようなことは・・・」
さの「いいのだ。イースーチー、俺に流れる暗黒の血は誰にも止めることはできん」
言い終えた時、さのの体がうずき始めた。
さの「・・・!ゴホッゴホッ!」
イー「王子!」
さの「鍛えれば鍛えるほど、この症状は悪化するばかりだ。これでは奥義習得など・・・」
さのはふと昔を思い出した。
5年前、祖父の都合で一時期オネットで暮らしていたころの
祖父の話が頭から離れないでいた。

~5年前 オネット~
まら「いっくぞー」
さの「いいよー」
まらは大きく振りかぶり、ボールを思い切り投げた。
さの「すごいよ!まら君!80マイルはあるよ。」
まら「だろ?将来はミスターみたいなバッターになるんだ!」
さの「え?」
二人がキャッチボールをしているところに一人の老人が近寄ってきた。
プー「さの、そろそろ行くぞ。」
さの「えー、もうそんな時間なの?プーじいちゃん。」
プー「ああ、お前はランマに帰り、修行をしなければならない。」
さの「うん、分かったよ。・・・でも、もう少しだけ!」
プー「いいだろう。30分以内には発てるようにするんだぞ。」
さの「うん!」
まらとさのは残りの時間、存分にキャッチボールを楽しむことにした。
ネス「そんなに急がんでもいいんじゃないか?」
プー「ネスか。お前は今の事態に焦りを感じないのか?」
ネス「分かっているさ。代々、我等一族は度々復活するギーグを倒してきた。」
プー「そうだ。ギーグの復活する年と重なった子供は各々、”ネス””ポーラ””ジェフ””プー”と名付けられてな。だが・・・」
ネス「私たちの時にギーグは復活しなかった。」

今まで12回、子供たちとギーグの戦いは繰り返されてきた。
ギーグの復活する年は誰にも予測することはできず、300年も400年も間があるため、
この戦いを覚えている者はいない。また、戦いに関わった一族の者も誰一人として記憶しようとも、
記録しようとも思わなかった。”運命”がそうさせたのだ。
そして、誰が望んだ訳でも、誰が仕組んだ訳でもなく、4人の子供と彼らを導く者たちが誕生した。
結局はギーグを倒し、HappyEndを迎えてきた。

な ぜ か

ネス「私のように”ネス”の名を受けた者は過去の戦いの記憶が引き継がれ、確実にギーグを倒すことのできる過程が分かるのだが・・・」
プー「イレギュラーが起きてしまった今、いつギーグが復活するのかも、倒すことができるのかも分からなくなってしまった。」
プーはまら、さのの方を眺めながら続けた。
プー「息子の代で復活はしなかった。孫であるさのがどうなるかは分からんが、来るべき時に備えて強くしておかねばならん。」
ネス「・・・気持ちは分かる。だが、それでいいのだろうか。」
プー「なぜだ。」
ネス「いつ復活するかも分からない相手に備え、私たちが子供の運命を動かしてよいのだろうか。」
プー「・・・」
ネス「少なくとも、私はもう子供・・・まらに無理をさせるつもりはない.息子にはつらい思いをさせてしまった。」
プー「そうか。だが、私は子供たちの将来のため、地球の未来のために、警戒は怠らないつもりだ。」
プーは声をひそめて続けた。
プー「・・・いずれにせよ、さのには荷が重い宿命だ。あいつには、”星を降らせる”ことはできない。」
さのに聞こえないように配慮したつもりだったが、さのは気付いていないフリをして、
聞き耳をたてていた。
まら「どうしたん?」
さの「・・・ううん、なんでもない。そろそろ行かなきゃ。」
まら「そっか。また、会おうな。約束だ。」
さの「うん!」

~現在 ランマ~
さの「じいさんは言っていた。俺に奥義は覚えられないと・・・」
さのは苛立ちを覚えていた。
どの代より身体能力に優れ、賢く、PSIの能力が高いのに、どれほど修行しても身につかない。
さの「俺は”プー”の宿命を知っている。だが、俺では”プー”になることはできんのだ・・・」


まらたちはフォーサイドへと歩み始めていた。
途中の砂漠で埋蔵金採掘をしているという男に食べ物を恵み、
そのお礼として一晩小屋に泊めてもらっている頃である。
そうだ、まらたちが休息している間に、昔のプーとネスの話の続きをしよう。
ネス「私たちの戦いはいつ、終わるのだろうな。」
プー「さてな。・・・さのの準備が済んだようだ。そろそろ行く。」
ネス「元気でな。」
プー「お前もな。また、いつか試合をしよう。お前は私が戦った相手の誰よりも強くて歯ごたえがある。」
ネス「ふっ、PKキアイを破らぬ限り、私には勝てんぞ。」
プー「はっはっはっ、年老いてもその最強の技はいつになっても最強だな。・・・では、さらばだ。」
プーはさのを引き連れて歩いて行った。
しかし、数秒で姿は消えた。テレポートである。
ネス「・・・最強か。PKキアイで相手を傷つけることはできよう。しかし・・・」
まら「ネスじいちゃん!キャッチボールしようよ。」
考え事をしている途中、まらに呼ばれ、反応は遅れたが微笑んでうなずいた。
ネス「私は、”ネス”は知っているのだ。この世界を負の輪廻から解き放つ真の最強奥義があることを」

第十三章 No.3

せんせい「そうか、埋蔵金掘ってたおっさん達から宝を分けてもらうんだな!」
まら「トンズラブラザーズには前にお世話になったからね。」
まら一行はフォーサイドへと到着していた。フォーサイドはこのあたりでは一番大きな町で、
まらの家の何十倍もある建物が山のようにある。
このフォーサイドに到着した矢先、トンズラブラザーズがライブをしているのを聞き、
助けてもらった経緯もあるので、挨拶に向かったのだが・・・
トンズラども「また借金地獄だぜ。」
ということなので、トンズラブラザーズを借金から救い出す方法を探していた。
せんせい「だけど、そこまでして助ける必要がある人たちなのかい?そんな借金だなんて・・・」
まら「確かに、借金してしまう方も悪いけど、困ってる人を見捨てては行けないよ!」
せんせい「チッ(めんどくさいなぁ。)・・・あ、そういえばさちこは?」
まら「さちこはデパートで買い物を済ませてもらってるよ。装備も整えなきゃな。」
せんせい「そうか。じゃ、とっとと埋蔵金をいただいてこようぜ。」

ショージ「変なモンスターが湧いてんだ!なんとかしてくれ!」
埋蔵金採掘所の首領格であるショージがまらたちに泣きついてきた。
なんと、交換条件としてお宝をくれるらしい。
せんせい「しかし、子供にモンスター退治を頼んでくる大人の人って・・・」
まら「仕方ないだろ。僕たちは素手でモンスターを倒せるほどの力を持ってるんだから。」
せんせい「いやいや、まらだけだよ。」
まら「そんなことないって。せんせいだって・・・」
くだらない会話をしながら採掘所を潜っていくと、大きなモグラに遭遇した。
あなのぬし「俺が思うには俺はあなのぬしのなかで3番目に強い」
せんせい「お、出てきたよ。モンスター」
まら「ぬぅん」
ドゴッ
あなのぬし「俺は2番目のあなのぬしよりも弱いが4番目のあなのぬしよりは強い」
まら「ぬぅん」
ドゴッ
あな「おれ・・」
ドゴッ
あ「」
グシャ
あなのぬし「たっ!たすk・・」

まら「どいつもこいつも弱いなぁ」
せんせい「全員一番弱かったな。」
まらとせんせいは約束通り”ダイヤモンド”をもらい、
フォーサイドのトンズラブラザーズの元へ向かった。

トンズラたち「たすかったぜ!この借りはいつか返させてもらう!」
せんせい「うん、期待しないで待ってるよ」
まら「さあ、さちこが待ってる。デパートへ急ごう。」
この時、まらたちは予測もしていなかった。
デパートでは事件が起きていることを・・・

第十四章 せんせいの本気

まら「何!?デパートが停電?」
まらとせんせいはフォーサイドで一番大きいSHOPであるデパートに向かおうとしていた。
その途中、めんどくさそうな話を聞いたのだった。
BBA「ええ、そうなのよ。しかもね、それだけじゃないのよぉ。
その時デパートにいた人間、全員消えちゃったらしいの!」
せんせい「いや、嘘くさいんだけど。」
BBA「何よ!!」
せんせいはなぜか殴られた。

まらたちはさちこが待っているはずのデパートまで急いだ。
まら「・・・確かに真っ暗だ。」
せんせい「あれ?自動ドアが勝手に開いたんだけど。」
まら「いってみるか」
まらとせんせいは何とも思わずにデパートの闇の中へと姿を消し、自動ドアはそっと閉じた。
日中であるため、中は真っ暗ではなく薄暗い程度だった。
せんせい「まら、気をつけろ!敵の気配がする!」
まら「え?本当かい。何も感じないけど」
せんせい「へへ、言ってみただ・・・」
???「ほう、私の気配に気付くとは・・・流石はジェフの一族だけある。少しはできるようだ。」
せんせい「え?うわああああああああああああああ」
???「私の名はデパートの怪人。ギーグ様の命により貴様らを抹殺に来た。」
せんせい「まら!!敵だぁあああ!!」
まら「え?そんなバカな。」
せんせい「まら??」
いかにも禍々しそうな敵がいるのにまらが気付かないはずがない。
明らかに様子がおかしい。
怪人「ふっふっふ。そいつは私に気付くのが少し遅かったらしいな。」
せんせい「まらに何をした!」
怪人「ブレイン・ショック」
せんせい「ぶ、ぶれいんしょっく!」
何だそれは。
怪人「ふふ、お前らのデータは全て知っている。まらLv55、さちこLv49、せんせいLv20・・・」
せんせい「言わないで!」
怪人「いいや、言うね。お前は一人では戦えない!」
せんせい「うるさい!」
せんせいはマシンガンを乱射した。
しかし、当たってはいるが、まるで効いているようには見えない。
怪人「ふぁははははは!貴様の攻撃など効かんわ!」
せんせい「そんな・・・」
怪人「ふふ、そうだな・・・」
怪人は気が狂ってうろうろしているまらの方を向いて念じ始めた。
怪人「ふん!PKファイアー!」
まら「アヘェ」
せんせい「まら!」
まらは全身炎に包まれながら地面に倒れた。
まら「せんせい?なんかあっついんだ。このまま空気に同化しそうな気分。」
せんせい「くそう!」
このままではまらが危ない。
いつもならPSIのバリアーで攻撃を軽減しているのだが、今は無防備のままだ。
早くしないと燃え尽きてしまう。
銃が効かないとなると、殴りに行くしか・・・
せんせい「うわああああ!」
怪人「くっくっく。そんな子供が手を振り回してくるような攻撃・・・」
デパートの怪人はせんせいの方を向き、おもいっきり殴り飛ばした。
怪人「効くわけないでしょ!」
せんせい「ジュストー!」
怪人は倒れたせんせいに向かってPKファイアーを放った。
せんせいはそれに気付いて急いで回避するも、間に合わない。
せんせい「あっつー!」
怪人「お前に何が出来る!」
せんせいは思った。
そう、いつもそうだった。
人に頼りっぱなし。
怪物はいつもまらとさちこが何とかしてくれた。
壁として活躍することもあったが、自分では何も倒せていない。
(マラー2では倒した人のみが経験値を入手できるのだ。)
せんせい「もう、自分の力では・・・」
せんせいは終わりを悟った。悟るのは得意だった。
だって、さとりなんだもん!
???「諦めるのかい?」
せんせい「・・・だれ?」
横で誰かうんこ座りしていた。
???「ふふ。ぼくは密売人さ。今の状況で悪いけど、何か買っていってよ。」
せんせい「いや、買い物って」
密売人「そう言わずに。」
密売人は商品を広げた。
せんせい「なんだ。ガラクタばかりじゃ・・・む!!」
せんせいは一つの銃を手に取った。
せんせい「これは・・・あの世の者も焼きつくす、ハイパービーム!」
密売人「こんなものもあるよ。」
密売人はせんせいに鉛筆のようなモノを渡した。
せんせい「これは、ぺ、ペンシルロケット5!」
密売人「ふふ、だけど、今は3セットしかないんだ。大切に使ってくれ。じゃあ。」
せんせい「待って!お代を・・・」
密売人「そんなことより、友達を救ってやれよ。大事なんだろ。」
せんせい「・・・ありがとう!」
怪人「一人で何言ってんだ?」
せんせいは起き上がった。
せんせい「もう死を悟ったりするもんか。」
装備を変え、せんせいは覚悟した。
せんせい「くらええええ」
せんせいはデパートの怪人に向かって走り出した。
怪人「またか。懲りない奴め!」
デパートの怪人は拳を振り上げ、迎撃しようとした。
せんせいはこれを待っていた。
奴は避ける気など全くない様子だったから。
せんせい「避けた方がいいぜ!」
とっさにハイパービームを敵に向け、思いっきり放った。
ハイパービームは敵の顔面に直撃し、貫通した。
怪人「げえええええ!」
せんせい「どうだ!」
怪人「・・・くく。油断した。だが!」
せんせい「再生能力か。」
ビームに焼かれた部分が回復していく。
怪人「そんなミソカスみたいな攻撃、効かんわ!」
完全回復!
怪人「あ」
怪人の目の前に鉛筆のようなものが突っ込んできた。
せんせいはすかさずペンシルロケット5を使っていたのだ。
BOOOM
せんせい「これが力だ」

せんせいはLv21になった!

すっかり元に戻ったまらとせんせいはデパートの怪人を縛り上げ、さちこの場所を聞き出すことにした。
まら「さちこはどこだ。」
怪人「」
せんせい「こいつ!」
まら「自害したか。・・・なんて奴だ。だがこれではっきりしたな。」
せんせい「単独犯ではないってことだろ。」
まらとせんせいはデパートを後にした。
その背後をひっそりと眺めていた密売人はそっと呟いた。
密売人「大きくなったな。孫よ。」
密売人ジェフはデパートの中から外を眺めた。
どうやらまらとせんせいは情報を集めてきたトンチキから酒場の秘密を聞き、
ムーンサイドまで出発したようだ。

ジェフ「せんせい、まら、さちこ、さの。ギーグは強い。だが・・・」
ムーンサイドでの1時間はフォーサイドでの1分に相当する。
そして、ムーンサイドは強力な力を持つモノが住む闇のエリアである。
ゆえに、3分経ってフォーサイドに帰ってきたまらとせんせいの闘気は段違いとなってきたのだ。
ジェフ「お前たちならやってくれる。この世界を闇の呪いから解放してくれるだろう。」

第十五話 テレポーテーション

ねちょ「タライ・ジャブって奴がお前たちを呼んでるらしいぞ。」
まらたちはお茶をしていた。
さちこを助ける為にはモノトリー・ビルに侵入しなければならないらしいのだが、
警備は厳重で簡単には入れそうにない。
そこで、ヒント屋の隣で作戦会議することにしたのだ。
せんせい「わざわざそれを伝えに来てくれたのかい?」
ねちょ「べ、別にせんせいの為じゃないんだからね!」
まら「ねちょかよ。」
ねちょ「b |(゚) (゚)| d」

まら「おら!きてやったぞ。シャブ厨!」
せんせい「口悪いなぁ」
道をふさぐ猿どもを押しのけ、強引にタライ・ジャブのところへやってきた。
タライ「せんせいと・・・ま、まらか。たしか、覚醒したはずでは・・・」
せんせい「覚醒?ああ、まらのことか。実は・・・」

~ムーンサイドにて
ムーンサイドの奥地では金色に輝く悪魔の像が飾ってあった。
まら「この像、どっかで見たことあるな・・・?」
せんせい「え?本当?どこだい?」
まら「う~ん・・・ウッ!」
まらはいきなり頭を押さえ、のたうち回った。
のたうちまわるついでに悪魔の像をやっつけた。
せんせい「どうしたんだ!また俺の経験値がなくなったじゃないか!」
まら「うおおおお!」「ん?」
せんせい「ん?」
まら「治まったぞ!せんせ~、人に呪いかけんなよぉ!」
せんせい「ま、まさか・・・」

タライ「つまり、人格が戻ってしまったと。」
まら「気にすんなよ!記憶はあるから!」
タライ「そうか。しかし、もしかすると、君の必殺PKが使えなくなってるのではないか?」
まら「PKキングのことか?よく分かったな!どうしてかコツ忘れちゃってね。」
タライ「・・・ふむ。では、君に仙人技を授けよう。この為に呼んだのだ。」
まら「お?なにぃ!?」
せんせい「お、俺には?」
タライ「君には道具を用意した。そこの玉手箱から取って行きなさい。」
まら「で、仙人技ってなんだい?」
タライ「テレポーテーションだ。」
まら「て、てれぽ?」
テレポーテーションとは自分の記憶にある場所であれば、どこへでも飛んでいける超能力である。
ゲップーのアジトにさのが突如現れ、突如消えたのも、この技を応用したものらしい。
タライ「さのの超能力は今の君のそれを大きく上回る。彼はまらの記憶を受け取り、ワープに臨んだようだ。」
まら「へー、すごいじゃん。やるなぁ。」
タライ・ジャブはまらの態度に呆れつつも話を続けることにした。
タライ「そこのサルについていきなさい。外で習得するとよいだろう。」
まら「おう。ありがとよ!せんせい、行くぞ!」
せんせい「・・・あ、ああ。」
まらたちが出て行くと、タライ・ジャブは独り言のように語った。

まら、さちこ、せんせい、さの。お前たちがこの戦いに終止符を打つかもしれん。
だが、戦いを終わらせることのできる奥義を使うことができるのは、純真な子どものみ。
さの。まらの為に命を賭けたお前がなんとかするのだ。
他人の記憶からワープを行うなど、一歩間違えれば時空の狭間に呑みこまれていたかもしれん。
そのようなことはもう許さん。
全員生きて、世界を救うのだ!


第十六話 各々の道

まら「まさか、ポーキーが敵の仲間だったとはな!」
せんせい「バイク乗ったり、屁が臭そうだったな。」
さちこ「もう!やめてよ。せっかく綺麗な海が見えるのに。」
さちこが囚われていたというモノトリー・ビル。
ここの空からテレポートで舞い降りたまらたちはさちこの救出と共に、
ブタと再開してしまった。ついてねえ。

まら「まあ、そんなこんなで”おまえのばしょ”も残り3つだ。」
せんせい「あれ?いつ行ったの?」
まら「ハハッ。せんせいが寝てる時にさちこと二人で行って来たんだ!」
さちこ「私がいない間にせんせいが頑張ってくれたから、たまには休ませてあげようって、まらが。」
せんせい「そ、そうか。まらが。」
さちこ「性格戻ったって聞いたけど、いいとこあるじゃない。」
まら「ハハッ。友達として当然だろう?」
チッチッチッチッチッチッ
クッソ。どれだけ俺とレベル差つければ気が済むんだ!まら!
このままだとマズイ!
せんせい「バカンスしてる場合じゃねえ!」
さちこ「ど、どこいくの!?せんせい!」

せんせい「愛の修行場」
さちこ「せ、せんせい・・・?」
せんせい「必ず、後を追う。その時にまた会おう。」
さちこ「そんな・・・まらもなんとか言ってよ。」
まら「行かせてやれ。せんせいは必ず来る。信じるんだ。(グフフ、二人旅キター)」
さちこ「何か悪いこと言ったかしら・・・」
まら「もう仕方ないよ。俺たちも行こう。海を越え砂漠を越えた先、そこに魔境があるらしいんだ。」

~ランマ
さの「はあはあ・・・」
さのはランマにある山の頂上で一人修行をしていた。
さの「そうか、まらは戻ってしまったか・・・」
さのはタライ・ジャブなる者から言伝を受け取った。
お調子者のまらのままでは、到底ギーグには敵うまい。
それを悟れるほど、ギーグの力は増していることが分かるのだ。
さの「だが、今の俺ではまらに力を示すなど・・・!」
???「お前に道を示してやろう」

イースーチー(以下、イー)「どうしました?王子。」
さの「私は旅に出ることにする。」
イー「なんですと!し、しかし、まだ頃合いではないのでは?」
さの「頃合いさ」
さのは今まで星を降らすことができないことをストレスに感じていた。
俺の力はそんなものか?俺は実は弱いのではないか?
かつて、12人のプーが使用してきたといわれる伝説の武器。
彼らの力を秘めた武器を手にすることで、何か分かればよいのだが。

ネス「さの!お前はストーンヘンジの基地へ向かい、”王者の剣”を手にするのだ!」

第十六話A せんせいの道


第十六話B さのの道


第十六話C 未定