クリティカルはなぜ不要か?

「クリティカルはクソ。使う意味が無い」

昔からこのように言われているが、これはなぜか?

結論を先に言うと、「他のスキルを取った方が火力が上がるから」だ。



まず、クリティカルを可能とするスキルは
ハンターのフューリークリティカル
ファイターのブレイブクリティカル・ワイズクリティカル
テクターのシフタクリティカル
この3つだ。



  • ハンターとファイターについて

武器の打撃力が最も高く、クリティカルの恩恵を最も受けやすいソードを使っていると仮定して計算してみる。

  • 計算

ソード自体の打撃力が★10で1000ぐらいと仮定すると、
ダメージの振れ幅は武器攻撃力の10%~90%(レア武器なら50%~90%)が最低ダメージとなるように発生するので、
最大で打撃-500~-100(技量により変化)に相当するダメージの振れ幅が発生し、これを平均で見ると打撃-250~-50に相当する。
この時、フューリークリティカルによりクリティカル率が20%上昇するということは、
平均ダメージで考えると、「20%の確率でダメージの振れによる「打撃-250~-50」がキャンセルされる」に相当する。
(敵と自キャラの技量差と最低ダメージの関係について詳しくはこのへんを参照。)

  • 計算結果

つまり、クリティカル+20%は平均で見ると「打撃+10~+50(敵と自分の技量差により変化)」と同じような仕事をするわけだ。

  • 考察

クリティカルLv10→最高にクリティカルが効果的な状態で打撃+50
打撃アップLv10→常に打撃+50
JABとか割合系Lv10→ステ表示2000の10%と考えると、打撃約200相当

このように、クリティカルを取るぐらいなら打撃アップや割合系スキルにポイントを割り振った方が強いのである。
ヴィタ武器など、振れ幅が大きなコモン武器ならば、打撃アップよりも役に立つ場面が少しは存在するが、使う人は居ないだろう。

  • 結論

打撃アップか割合系スキルを取ったほうが火力が上がる。



  • テクターについて

同様に自分だけの火力を考えるならばクリティカル以外のスキルを取得した方が火力が高くなるだろう。
(シフタクリティカルはLv10で15%なので、武器の数値が高いロッドでも+8~+40ほど。)

これはハンターやファイターと違い、自分以外の人にも効果が及ぶため、支援を重視するならば取ってもいいかもしれない。
ただし、スキルポイント10ポイントでやっと+8~+40相当と、とても効率が悪い。
















最終更新:2013年06月03日 04:35