防御関係の特殊能力の比較

  • 結論だけ先にまとめると

スタミナが最強。死ににくくしたいならスタミナ1択。
攻撃も上げつつ防御も上げたいならアーム。(大ダメージに対しては無力だが、小ダメージに対しては効果的。)
ボディとか○○レジストとかはたぶんいらない。



特殊能力には、攻撃ステータスを上げるもの以外にも、防御ステータスを上げるものが存在する。
しかし、この防御ステータスを上げるものは
  • ○○防御上昇
  • ○○耐性上昇
  • HP+○○
  • 技量+○○
と、4種類の違った効果のものが存在する。
そのため、どれがどの程度有効か比較することが難しく、どれを優先して付けると効率が良いかもよく分からない。

今回は、そんな防御特殊能力を、ある基準を用いて比較し、どれを優先して付ければ良いかを示してみようと思う。


  • ある基準

そもそも、なぜ防御力を上げるかというと、理由は2つある。
1.回復する手間を減らす。(ディメイトが必要だったのが、モノメイトで全快するようになったり。)
2.死ぬ危険性を減らす。

ここでどちらも「最大HPに対しての割合」が重要であることに注目する。
1.では、モノメイトは最大HPの30%、ディメイトは60%と、最大HPに対して割合で回復する。
2.では、最大HPの100%のダメージで死亡する。また、最大HPの50%未満なら2発耐えれ、33%未満なら3発耐えれる。

よって、今回は、防御系の特殊能力を、
「最大HPに対して何割だったダメージを、能力を付与することで何割減らせるか?」
という基準を用いて比較する。


  • 比較結果

まず、このグラフを見てほしい。
「防具の3箇所にその能力をつけたとき、最大HPに対するダメージの割合がどれぐらい下がるか」を示している。
(HPは700と仮定して作成した。)

このグラフから、ボディが有効なのはダメージが50とかの時ぐらいであり、
ダメージが100ぐらいの時は、どの能力も同じぐらいの効果、
それ以上のダメージでは、スタミナの方が有効であるということがわかる。

グラフはHP700の場合だが、現在HPが高くなるほど、相対的にスタミナの効果は低くなる。
(極端な例だと、HPが10万あるとしたら、スタミナⅢで50増えたところで無意味だ。)
それに対して、ブロウレジストは常に一定の割合で効果を発揮する。
よって、現在HPが高くなるにつれて、スタミナよりブロウレジストの方が効果的になる。

それについて計算してみたところ、HP1000の時に、スタミナⅢ=ブロウレジストⅢとなり、
それよりHPが上回っている場合に、スタミナ<ブロウレジストとなるようだ。
しかし、HPは1000もあれば防御は十分であり、2013/05頃の仕様では、これ以上防御を上げる必要は無いだろう。
つまり、防御を上げる必要があるようなHP500~800では、レジストよりもスタミナが良いというわけだ。

さらに、スタミナは打撃・射撃・法撃全てに効果があり、ボディやブロウレジストは打撃にしか効果がない。
技量については、3種に対して効果があるが、
この図のように、ダメージのばらつきを大きくすることで平均ダメージを下げるので、
1回の大ダメージに対しては無力である。(複数回の小さなダメージに対しては有効である。)

技量について詳しくはこちら



以上のことから、細かく数値で比較するまでもなく、以下の結論が得られる。


  • スタミナ、スタブ
これが最強。連続大ダメージで死んじゃう場面を減らしたいならこれ1択。

  • ブロウレジスト、ショットレジスト、各種属性レジスト
HPが1000を大きく越えている時は有効だが、HPが1000もあるなら、もう防御力上げなくてもいいだろう。
つまり、使う場面が無い。(キャップ開放で素のHPが2000とかになったら話は変わるかもしれない。)

  • ボディ、リアクト、マインド
「あらゆる被ダメージを1にしたい」といった場合以外はいらない。アームの方が良い。

  • アーム
大ダメージに対しては無力だが、100以下のダメージに対しては有効であり、また、攻撃力も上昇する。
防御力目的でこれを付与するのは微妙だが、攻撃力を上げつつも防御力を上げるなら、これもアリだろう。
















最終更新:2013年05月10日 21:48