鍛冶摩 里巳

俺はあの時誓った!この体も魂も、武術のために捧げようと!!
初登場 29巻265話 年齢 19歳
所属 闇の無手組YOMIの無手組 誕生日 12月19日
異名 一目連、史上最強の弟子(闇) 身長 180cm
使用武術 風林寺流武術、暗鶚流忍術 体重 78kg
武術タイプ 趣味 囲碁、将棋、チェス、オセロ
武道理念 殺人拳 好きな物 ラーメン、トロ
エンブレム 嫌いな物 だらだら生きる事
師匠 風林寺 砕牙穿彗 将来の夢 達人になる
武術位階 弟子級
気の運用段階 開放
【概要】
一影、風林寺 砕牙穿彗の弟子。
兼一と同じく"史上最強の弟子"と呼ばれる存在。一言で言えば「才能のない美羽」で、本作のラスボス。
才能は皆無だが、挫折と困難を乗り越えて現在の実力まで登り詰めた。
激しい修練により鍛え抜いた身体はもはや鋼と化しており、鍛冶の神「一目連」の異名を冠する。
暗鶚衆の女性2を従えており、プライドの高い彼女たちも里巳には忠実である。
師匠二人の影響から、精神的に強い二面性を持つ。
砕牙を「一影様」、穿彗を「穿彗様」と呼び分けている。
『彼が言う一影は基本的に砕牙を指している』


当初はYOMIのメンバーだったが、デスパー島で死亡した叶 翔に代わり、YOMIのリーダーに就任した。
リーダーとしての権限を振りかざし傍若無人な振る舞いの多かった翔に対し、里巳はメンバー各々の自主性を重んじている。
また、就任の際には師・一影から「闇の思想を徹底的に叩き込め」と命じられていたが、あくまでもYOMIのメンバーには自分で考え遂行する力を求めていた。


幼い頃より大病を患い、医師からも20歳まで生きられないと言われていた。
ならばせめて死ぬ前に憧れていた武術をやってみようと思い立ち、そこで暗鶚衆の長・穿彗と出会う。
そして厳しい修行の果て、ついに死の運命を克服した。
その経緯から武術を狂的なまでに愛しており、武の発展の為なら生きながらえたその命を散らす事も厭わない。

才能がないにもかかわらず、現在に至るまで己よりも才ある者に勝利し続けてきた。
しかし、才ある者に勝ち続けた鍛冶摩を倒したのはよりにもよって己よりもさらに才能がない白浜 兼一であった。

【戦闘力】
使用武術は風林寺一族の我流と、暗鶚流忍術の複合。
状況に合わせて二種類の武術を使い分け、弟子級らしからぬ実力を誇り、無手組武器組合わせた全YOMIのメンバーで最強。弟子級最高峰にして風林寺 美羽を凌ぐ実力者。
並々ならぬ修練によって鍛え上げられた功夫は凄まじく、暗鶚流忍術の印相によってさらに引き上げられる。また、筋肉質な体格ながらしなやか且つ超高速な動きを可能としている。
兼一同様、数多くの臨死体験を経験するほどの修行によって“見る力”を研ぎ澄まし、特A級の達人級の動きすらも完全に捉え、単発攻撃であれば避けることもできる。

気の性質は
混じりけがない完全な動の気であり、その気の強大さは風林寺 美羽をさらに上回る。
ただし、才能がない為、自らの気の経絡を解読できず、動の気を炸裂させる鎬断を使用すると自らもダメージを受ける。

知能指数は高くないが、経験によって培われた洞察力によりオセロや将棋などのゲームの実力は圧倒的。また、相手の心を読む事にも長け、タイプの武人ながらタイプのように敵を分析する。

才能が無く多くの挫折を味わってきた事から、心の力が強い。
風林寺 砕牙穿彗の弟子として決して油断をしないよう心がけており、相手がいかに疲弊し弱った状況であってもトドメを刺すまでは決して手加減しない。

【本編】
~「兼一vsボリス」~(20巻)
梁山泊を強襲するボリス・イワノフ
激しい戦いの中で格下と侮っていた兼一を相手に苦戦するボリスは、兼一の瞳の中に輝く光を見い出す。
闇の武人が瞳に秘めるのはくすぶる深い闇。
彼が想起したボリスを除くYOMIの無手組、その最奥に君臨する者の正体こそ、一影・風林寺 砕牙の弟子である里巳だった。
『10人目のYOMIの存在が判明する』


~「DオブD」~(29巻)
叶 翔がデスパー島で命を落とした。
YOMIのリーダーの死は一影九拳にとっても大きな打撃であり、作中で初めて一影九拳全員が集結しての会議が行われていた。
その最中、YOMIである里巳達もメンバー同士の交流を深めていた。
千影コーキンとの会話の中で翔の資質を否定する里巳。
翔は完璧な資質を備えてはいたが、挫折を知らなかったと語り、千影たちに勝敗を分けるのは「心」であるという一影の口癖を伝え聞かせるのだった。
直後、一影に呼び出された里巳は翔の死によって空白となったリーダーの座を与えられ、闇の思想を徹底的に叩き込めという一影からの要請を受け入れた。
『一影の教えをYOMIのメンバーに説く里巳』


~「新白連合との接触」~(30巻)
デスパー島での新白連合の活躍は”闇”も無視できぬほどのものだった。
"闇"は新白連合を梁山泊の弟子予備軍と考え、正式にYOMIの敵対組織と見なしたのである。
里巳は新たなYOMIのリーダーとして新白連合と接触。
"闇"の軍門に下るか、或いは死か、2つ選択を新白連合に突きつけたのだった。


~「久遠の落日」~(58巻)
穿彗による久遠の落日が実行されようとしていた。
里巳はYOMIの無手組YOMIの武器組を束ねる立場として、各メンバーの指揮に努めた。
手を組んだとはいえ無手組と武器組の反目は苛烈を極めた。
互いに交流に務めよという師匠たちの命令もむなしく、YOMIたちは同士討ちさえいとわない立場を取った。
里巳はたびたび彼らの衝突を諫め、無手組と武器組の弟子達をまとめ上げた。
『反目するYOMIをまとめ上げる里巳』

里巳は落日を実行しようとする穿彗、阻止しようとする砕牙の2人の指示に同時に従い、自分と同じ史上最強の弟子と対決することを望んでいた。
砕牙による「梁山泊を基地内に招き入れよ」という命令に従った里巳は、兼一と美羽を"闇"の基地内にあえて招き入れると、今度は穿彗による「基地への侵入者は殺害せよ」という命令を実行に移した。
里巳の実力は弟子級が到達できる最高段階にあり、兼一が「同じ弟子級とは思えない」「勝てない」と評するほどに極まっていた。
しかし、兼一は、里巳が自分と同じく武の才に乏しいのに武の世界に入っていき、ここまでの実力を身につけたことを聞き、強き彼と自分から戦うことを望み「武術家になり」(新島評)、かつての叶 翔以上の実力差に挑んでいく。
兼一は格上を倒すのに優れている流水制空圏の段階を上げていき徐々にではあったが里巳との実力差を埋めていく。
兼一が予想通りの強力な武人であったことを理解した里巳は、拮抗していく力にむしろ喜びを感じていく。
『拮抗する2人の力』

二人の一影、砕牙と穿彗の戦いが始まった。
里巳は二人の戦いによって武はさらなる発展を遂げるだろうと語り、これほど喜ばしい事はないと宣言する。
しかし、兼一は里巳の瞳の奥に大きな戸惑いを見る。彼もまた武を授けた師匠二人の戦いに動揺し、深い悲しみを抱いていた。
己が動揺を感じ取った兼一に里巳は命を捨てて勝利を見いだそうとする。砕牙のみならず、冷酷な穿彗でさえあまりの反動に使用を禁じた最強の技塊・鎬断である。
一度は兼一を絶命寸前に追い込んだ里巳だが、兼一の危機を感じ取った新白連合、ひいてはYOMIの無手組たちの魂の声が兼一を呼び戻す。
仲間達に呼び戻された兼一は気の開放を飛び越し、気の掌握を体得する。
達人級でさえ体得できていない者もいる気の掌握、もはや兼一の力は里巳を超越するに至った。流水無拍子を受けた里巳は遂に倒れる。
同時に流水無拍子が鎬断による致命的な反動ダメージを癒やしている事に気付くと、活人拳の信念、その力に完敗を認めるのだった。
『活人拳の力を認める里巳』


【技】
天目玉鋼打ち
印相 蹴合の印
印相 肘収の印
塊・鎬断
鎬断
足印相 刳手の印
風林寺 千木車
鶚落とし
無月の舞
錬鍛凱

【戦闘録】
59~61巻(562~580話) 白浜 兼一 敗北


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最終更新:2023年08月11日 09:06
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