【概要】
静動轟一(せいどうごういつ)とは、気の運用の絶対タブーとされる、
静と
動の気の同時開放を意図的に行う技である。
具体的には、動タイプの爆発的な気を静タイプの凝縮する気の中へ入れる事で発動する。
静と動、両方の気を開放する事が条件である為、二種類の気の素養(作中で
静と
動のどちらの道にも進むことができると断言されているのは、静動轟一の使用者を除けば
白浜 兼一だけ)が必要とされる。
タブー故に、この技に手を出す武人はほとんど存在しないが、
静の気を苦手とする
小頃音 リミが使用できている為、
気の開放さえできれば難易度の高い技ではない。
『気の運用におけるタブーを意図的に侵す』
発動中は白目が黒く染まり、気の昂ぶりから普段は冷静な人間も凶暴性が増す。
パワー、スピード、テクニック、あらゆる能力が劇的に上昇するが、激しい気の乱れにより発動から1分と待たずに身体、精神共に致命的なダメージを受け、数分で廃人に至る。
この技を最初に用いた
朝宮 龍斗は心身に深刻なダメージを負い、長期間に渡る車椅子生活を余儀なくされた。
その際、体内の気を絶えず練り続けた事である程度の制御が可能となったが、それでも気の乱れを元の均衡状態に戻せるタイムリミットは発動から僅か30秒以内が限界であった。
多くの場合はタイムリミットの短さから、リターンよりもリスクの方が大きい技として描かれている。
緒方 一神斎と
田中 勤は首周辺を刺激することで相手の静動轟一を強制的に静める事ができる。
龍斗とリミは左手を上に、緒方と翔は右手を上で構える。
緒方 一神斎はこの技を研究するために、弟子による実験を繰り返している。
朝宮 龍斗の失敗を経て、
叶 翔にこの技を教えた緒方は、翔が静動轟一を使いつつ平静を保っていた点に着目し、次の実験では、弟子に平常心を鍛える訓練を積ませる事を考えていた。
久遠の落日に際して緒方は自らこの技を発動している。
しかし、発動時には
アーガード・ジャム・サイと
セロ・ラフマンを圧倒したが、次の場面では
剣星と拮抗した戦闘を行っているため、発動による強化は長続きしないか、ごく短い時間で静動轟一を停止しなければならないデメリットがあるようである。
一部では静動轟一を使った人は最終決戦での龍斗を除き、全員敗北しているため、負けフラグとも。
- 叶翔がこれを使った上で兼一を仕留められなかった件だけど、あの場合耐え切れた兼一の耐久力と防御力がぶっ壊れてただけだと思う。 -- 名無しさん (2014-08-19 23:17:07)
- 緒方もこの最終局面で勝つとは思えないし、やっぱり負けフラグのままなんだろうな -- 名無しさん (2014-08-19 23:24:32)
- オーディーンがきっと達人相手に勝ってくれる -- 名無しさん (2014-09-05 01:14:16)
- 拳聖と田中が静動轟一鎮められるのって気の掌握によるものなのか、何か別の技術なのか -- 名無しさん (2018-09-19 16:19:17)
最終更新:2023年01月26日 09:02