八煌断罪刃



八煌断罪刃(はちおうだんざいば)とは、闇の武器組を統括している8人の幹部。
武器組の一影九拳にあたる存在であり、「神仏をも斬り裂く魔鬼の集団」と評される。
特に八煌断罪刃の長・二天閻羅王の名は無敵超人に並び、武術界において知らぬ者はいないと言われている。
また、長である世戯煌臥之助を除く殆んどが20~30代の若年の達人で構成されている。

我の強いメンバーが揃った一影九拳に比べると協調性が高く、久遠の落日という目的に向けて常に統率の執れた動きを見せていた。
ゆえに武人の誇りより落日の達成を優先し、そのためならば多対一の戦いにも躊躇がない。
しかしそれが殺人拳の誇りを重んじる一部の九拳の反感を買い、結果的には落日失敗の要因となった。

久遠の落日では計画の首謀者である一影・穿彗の指揮下に入る。
落日失敗後は活動を休止している。

物語が遊園地編の後から駆け足で進行・完結したため、19巻167話での登場から、約40巻にも渡り描かれてきた一影九拳とは異なり、55巻527話で話題になってから完結まで僅か6巻分のみの登場となった。
そのためか個々のキャラ描写がほぼ無く、風林寺 隼人と渡り合った世戯 煌臥之助と赤羽刀の時に登場していた來濠 征太郎以外は活躍の場に恵まれなかった。

更に最終決戦が集団対集団というこれまで作中で重視されてきた一対一とは全く異なる戦闘方法となったため、組織の序列的には格下であるはずの紀伊 陽炎に遅れを取ったりと、かなり不遇な扱いを受けている。
腕相撲をした場合、煌臥之助>マーマデューク>ミハイ>來豪>立花>エーデルトラフト>羅姫>ミルドレッドになるという。


  • 所属者
異名 名前 状態
二天閻羅王 世戯 煌臥之助 活動中
不動の武士 來濠 征太郎 活動中
死神と踊る武王 ミハイ・シュティルベイ 不明
重瞳武弓 ミルドレッド・ローレンス 活動中
恍惚武姫 保科乃 羅姫 活動中
装甲武帝 マーマデューク・ブラウン 活動中
偃武の執行人 エーデルトラフト・フォン・シラー 活動中
百本武芸 立華 凛 活動中


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最終更新:2023年12月24日 00:26
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